=Natsuko Hosokawa = ピアニスト 細川夏子 Pianist Natsuko Hosokawa 細川夏子  


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「彼女は、新しいタイプの スペイン音楽のスペシャリストであり
その演奏解釈の方法論に、広く注目されてしかるべき人材であろう」 音楽評論家 柴田龍一
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クラシック情報誌 webぶらあぼ インタビュー 全文はこちらから
”感謝の思い”をスペインの調べに込めて

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TOWER RECORD イベント&サイン会 渋谷店
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タワーレコード渋谷店「Mikiki」レビュー(サンプル音源付き)
「恋は魔術師」(EL AMOR BRUJO) 
スペイン=日本交流400周年記念コンサートライブ

CD発売記念イベント メディア
タワーレコード渋谷ライブ&サイン会
ムジカノーヴァ10月 インタビュー
FM世田谷9月15日 「バル・デ・エスパーニャ」ゲスト出演
CDジャーナル 11月号 レビュー
タワーレコードマガジン10月号 推薦盤レビュー
於:東京オペラシティーリサイタルホール
後援:スペイン大使館 (公社)日本演奏連盟
2014年1月号「ぶらあぼ!」

”パリがなかったら、何ごとも成し得なかったであろう”
 マニュエル・デ・ファリャ
CD・配信 日西交流400周年記念コンサートライブ 
「恋は魔術師」(El Amor Brujo)
収録曲
グラナドス作曲 スペイン舞曲集より 
アンダルーサ  メランコリカ
ファリャ作曲 バレエ音楽 「恋は魔術師」より 
パントマイム  きつね火の踊り 火祭りの踊り
ファリャ作曲バレエ音楽 「三角帽子」 より
近所の人たちの踊り(セギディーヤ)
ファリャ作曲 アンダルシア幻想曲
グラナドス作曲 演奏会用アレグロ
収録:東京オペラシティー リサイタルホール
後援:スペイン大使館 (公社)日本演奏連盟
2014年2月20日 録音:株式会社:バブット
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~はじめに~
ピアニスト:細川夏子 Pianist Natsuko Hosokawa
2017年11月1日
当HPを多くの方にみていただき 活動をしてきた中で 「いつか、自分の言葉で書こう」と思ってきたことを、ブログ的にお書きして行きたいと 思います。
幅広い音楽分野に、作曲家に、国に及ぶスペインの「歴史」「文化」そして、それらにに関わる「音楽作品」 その「魅力」を「ピアノ」を弾く立場からお届けします。
~スペインに関わる作品について 「なぜ、スペイン??」~ まず。。。 「なぜ、スペイン??」 FM、雑誌 はじめ インタビューを受けるときなど まず、真っ先に質問されることです。 さかのぼれば、 3歳の幼稚園、入園児にスペイン人の女の子が クラスにいた事が一番大きな影響なのかもしれません。 でも、やはり高校時代に NHKのスペイン語講座の講師の方が、高校の頃 家にホームステイをしていたこと。 そして、一緒に東京観光をしたり スペイン語、カスタネットの使い方 フラメンコを教えてもらったりしていたこと。 このような経験がまず、ありました。 ただ、ピアノの教育を受けて来た中で  「課題曲」などとしては 「近代ピアノ作品」 でもある「グラナドス」「アルベニス」「ファリャ」が 特に日本では大きく扱われてはいませんでした。 そのため 勝手に、楽譜をさがしてきて 「練習の合間」に「楽しみ」として弾いていたのが 「スペインに関わる作品」でした。 それを、恩師のフランス・クリダがどういうわけか 「見つけて」くれて コンクールの課題曲 「近代ピアノ作品」の課題曲の中に組み込んで 「レパートリーとして弾くように」 導いてくれたのがキッカケでした。 思えば、恩師フランス・クリダが得意である フランツ・リストや、ショパンといった作曲家。 そのリストに恋焦がれていた アルベニス。 ショパンの「ショ」の字でよろこんでいたほど ショパンを敬愛していた グラナドス。 テクニックにも似ている部分が多くあり 「そういう意味」で 混ぜこぜにした、リサイタルプログラムも「有り」なのかも しれないと。 思う昨今です。 また次回お会いいたします♪ ~スペインに関わる作品について 多民族国家の視点~ 前回「スペインに関わる作品」について そして、「近代ピアノ作品」である グラナドス、アルベニス (勿論、ファリャ、トゥリーナ、モンポウも 含まれる分野です) について 「ロマン派 ピアノ作品」の代表的な作曲家 フランツ・リスト フレデリック・ショパン その繋がりについてを お書きしました。 ツイッターで、この内容が「スペイン関連の機関」の方々に 反響がありました。 ありがとうございました。 私自身は、日本人です。 そして、フランスに留学がながかった わけです。ただ、高校時代に、前回お書きした通り スペイン人(NHKのスペイン語の先生) と一緒に住んでいたこと経験があり 「彼女の視点」で、多くを教えてもらいました。 その後、たまたま、友人がすんでいたマドリッドをはじめ スペインの街へ 何度か足を運び、地元のスペイン人と話す中で やはり、自分のしらない世界を見ることがありました。 (パリースペイン各地は週末にすぐ行ける距離で 日帰りも十分なほどの立地です) その中で、非常に感じているのは 「フランスとスペインは混じっている」 ということ。 まず スペインの現代の王室は 「フランス系」 詳しくは 「ブルボン家」 の血筋であります。 王室の関係 特に、王室の画家であった 「ゴヤ」の 時代には、そのため「首都マドリッド」が 非常にフランス調になっていったことが 多くの文献で記されており 実際に、街を歩いても マドリッド、バルセロナ、バレンシアなどの 大きな建物、街並みは、パリとかなり 似ています。 その「フランス化」に関する 「反発」も大きかったと言われていて わたしが「パリに留学ですんでる」と話すと 「そんなとこにいないで、スペインへおいでよー」 とかなり、言われることが多かった (しかもフランス語で) のも事実です。 でも、南仏、地中海沿岸の街、トゥールーズに住む友人 などは、バルセロナなどは 「ちょっと土日に遊びに いくドライブコース」 だという話をよく聞きますし 実際、バルセロナの街は あるいていて 「フランス語」が非常に地下鉄などでも 聞こえてきます。 しかも、モロッコ、アルジェリア、チュニジアといった アフリカのフランス語圏も、バルセロナ、セビリア バレンシア、などから船ですぐですし 「天気が良ければ見える」程の 近さの街も、スペインには多くあるわけです。 そして、「スペイン人の家族を親戚に持つ人」 「お母さんがスペイン人、お父さんがフランス人」 などをはじめ 日本のような「単一民族」ではないため 生活の中で 当たり前に「血筋」が 混じっています。 長くなりましたが・・・ その「多民族国家」という感覚が 私のように、日本で育った人間の場合 まず「驚き」であるわけです。 でも、その 「現実」 「その視点」 でやはりみていくことで 「本来のスペイン」の 姿が見えてくることもわかりました。 それでは 音楽の面で 幾つかの 「スペインに関わる作品」 について、分類などに触れてみたいと思います 次回お会いしたします♪ ~スペインに関わる作品について 音楽の分類~ 前回は 「スペインとフランスは混じっている」 「現在の王家は、ブルボン家(フランス系)が 入っている」 という内容から 「地中海を挟んで、スペインは アフリカとも近い場所にある」 ということ そして「アフリカ北部は、フランス語圏 アルジェリア、チュニジア、モロッコという 国がある」 ということをお書きしました。 また「日本は単一民族国家で ヨーロッパをはじめ、西洋の多くの国は 他民族国家であり、その視点でみることで わかることが多い」 ということをお書きしました♪ そして、ここでは 「スペインに関わる音楽について」 を現在、書き進めているため 今日は、「スペインに関わる音楽の分類」 について、触れてみたいと思います。 まず、 前提として 当然ですが。。 「1つの国の伝統や文化」は 「1つ」ではありません。 日本でも、時代により、ジャンルにより いくつもの音楽、芸能があることと同じです。 そして、2つ目に 「古来から伝わるリズム、歌いまわし 民族的な音使い。昔の楽器」 などが、作品の端々に 使われて「エッセンス」となっていることが 多くあります。 国や時代、ジャンル、宗教、土地柄、民族 作曲理論が違っても、どこかで密接に 繋がり合ってる「世界」があります。 下記の3つの大きな要素になります。 ■フラメンコ→正しくは、ジプシー由来の音楽 現代は 管弦楽などとの共演などにも形を変えたりしながら 進化し、「フラメンコは現代で、最も成功しているジャンル」 とも言われています。 スペイン南部の街 「グラナダ」は「フラメンコのゆりかご」 と呼ばれている。←タブラオの多さと共に、ジプシーの地区も、 明確に存在している街でもあるため。 ■スペイン作品→スペイン出身の作曲家による 主に、スペインの情景や、踊りや伝統的なお祭りなどを 表現した作品群のこと。 例として、グラナドス、アルベニス、ファリャなど フランス、パリへ留学して作曲を学んだあと、「スペイン」を 表現する作品を多く残しているのが特徴。 ■スペイン風作品→スペイン伝統のリズムや、音型を使った音楽。 ファンダンゴ、ボレロなどの舞曲のリズムを使った作品群。 また、リストのスペイン狂詩曲など。 大まかに分類して3つ。 年代によって、また、使われている楽器も 楽器の状態も違います。 影響を受けた国、その国の文明も違うため 詳細は、まだまだ多岐にわたるとはいえ 取りあえず 3つにわけてみます。 長くなりますので それでは、次回 「スペイン音楽に関する分類」 3つの中の 一つ目「フラメンコ」 について触れてみたいと思います♪ ~「スペイン」に関わる作品について フラメンコ第一弾~ 早速 本題です♪ 前回「スペインに関わる作品について その分類」 ということで(注:ピアノのメルマガのため ピアノに関わる作品を前提に書いています) 大きく3つに分類を書いてみました ↓の通り ■フラメンコ→正しくは、ジプシー由来の音楽 現代は 管弦楽などとの共演などにも形を変えたりしながら 進化し、「フラメンコは現代で、最も成功しているジャンル」 とも言われています。 スペイン南部の街 「グラナダ」は「フラメンコのゆりかご」 と呼ばれている。←タブラオの多さと共に、ジプシーの地区も、 明確に存在している街でもあるため。 ■スペイン作品→スペイン出身の作曲家による 主に、スペインの情景や、踊りや伝統的なお祭りなどを 表現した作品群のこと。 例として、グラナドス、アルベニス、ファリャなど フランス、パリへ留学して作曲を学んだあと、「スペイン」を 表現する作品を多く残しているのが特徴。 ■スペイン風作品→スペイン伝統のリズムや、音型を使った音楽。 ファンダンゴ、ボレロなどの舞曲のリズムを使った作品群。 また、リストのスペイン狂詩曲など。 「ロマ族」の伝統である フラメンコ 世界的に「最も成功している分野」といわれているほど 他ジャンルの楽器、躍り手、管弦楽、新しいスタイルを 生み出しながら、現在「新しいジャンル」を作っている 非常に興味深い分野です。 ギター、踊り、カンテ(歌)の テクニック、歌いまわし、リズムは 近代ピアノ作品(アルベニス、グラナドス、ファリャ、モンポウ、トゥリーナ などに特に)には、非常に多く出て来るため 聴いていると「仲間感」を感じられることもあります(笑) ここで、フラメンコについて書こう! 「下書き」を書き始めましたが、、 恐ろしい量になっています。 全部を書くには、何冊も本が書けてしまうような勢いのため 大幅に 「断捨離」を施し 簡単に 数回に減らしてみたいと思います。 そして、「百聞は一見に如かず」 まず、 実際のフラメンコを you-tubeのリンクにて 共有いたしたいと思ってます。 その「ロマ族」の出身(ジプシーといわれる) でもあり、スペイン国立舞踊団で活躍した後 ソロ活動を世界中で繰り広げている 舞踊家 ホアキン・コルテス JOAQUIN CORTES https://www.youtube.com/watch?v=OgOyK1unTEU&t=793s 幾つかの流派が存在する、フラメンコの踊り ただ、このホアキン・コルテスは 次回、映画もご紹介したいと思っていますが スペインのフラメンコ界に置いて 大きな「意味」を持つ活動をしていることでも 知られています。 では、次回は、そのフラメンコが如何に スペイン本国で「受け止められていて」 どんな歴史があるのか ということについて お書きして行きます♪ 次回 またお会いしましょう! ~「スペイン」に関わる作品について♪フラメンコ第二弾~ 前回は「スペインに関わる作品について」 「フラメンコ第一弾」として スペイン国立舞踊団で活躍したのち 世界的に活躍をしている、ロマ族出身(ジプシーと呼ばれている 民族)の舞踊家 ホアキン・コルテスのフラメンコについて 触れてみました。 フラメンコの舞踊家には、いくつかの流派があり その中で、特にホアキン・コルテスを挙げたかというと まずは「フラメンコの歴史」「民族の戦いと融合」に 近い大スターであるからです♪ フラメンコの歴史、そのフラメンコをスペインの いまや「スペインの良家の子弟の習い事」 でもある一面もあり (※私が高校の時に、家にホームステイをしていた NHKスペイン語講座の先生から 聞いた情報で、日本の「日本舞踊」のような 存在でもあるように感じました。) また、フラメンコが 「国家の誇り」というまで 大成功させて、他民族との融合を成功させている こと。 そして、その一方 「迫害されていた民族、ロマ族の音楽で踊り」 ということで、現在でも 街中などで、「フラメンコについて話す」 ことが、劇場関係者、チケット販売業者などからは 「そんなもの、扱いたくない」 というみられ方をされている、一面も あります。 ただ、それも、全部含め 「国の宝であり、財産である」 という扱いに、「フラメンコ」を押し上げて きた、多くの舞踊家、舞踊団、ギタリスト、の 活躍と「戦い」により、現在の姿があるのだと しみじみ感じる昨今です。 スペイン南部、アンダルシア地方の 「アルハンブラ宮殿」のある グラナダという都市は 「フラメンコのゆりかご」と呼ばれ 多くのタブラオが存在する 場所で、ご存じの方が多いと思います。 そして、この地方は とても美しい風景と建物が世界的に知られていて 日本では「企業のトップの接待が最も多い地方」 と観光関係の方には知られています。 それだけ、「大満足」な 「美しい思い出を作ってくれる地方」 であるわけです。 その一方、「グラナダで、行ってはいけない場所」 というのもあり いわゆる「無法地帯」があります。 アルハンブラ宮殿を海とは反対側へ しばらく行った場所なのですが ここが、舞台となった映画があります。 話には聞いていましたが これが映画「ヒタ―ノ」※スペイン語でジプシーの意味 製作: アントニオ・カルデナル 監督・脚本: マヌエル・パラシオス 出演: ホアキン・コルテス/レティシア・カスタ/マルタ・ベラウステギ ヒネス・ガルシア・ミラン/ファン・フェルナンデス? 「ヒターノ」の家族観、価値観 生活様式、どうやってフラメンコを 身につけていくのかなど が描かれていて貴重な映像です。 また、残念なことながら、警察に 「少数民族」ということで 「濡れ衣」を着せられたりという 現実も、描かれています。 この「ヒターノ」を見たとき 「やばいものをみてしまった、、、」 という気がしました(すごい感想ですが、、) ホアキン・コルテス(主演の)の 体当たりの演技の「迫力」に 「背筋が凍る思いがした」のもありますが 製作者と、出演している人たちの 「民族の怒りや、悲しみ、虚しさ」 と 同時に その生活の中での「音楽の美しさ」 そうした、民族や音楽への「思い」が 「ショッキング」 で、心に刻まれる「訴え」を 感じたからです。 スペインに関わる作品に 「光と影」が 色濃く表現されている 「意味」を目の前に 突きつけられる映画です。 この作品の、前作で 舞踊家 アントニオ・カナーレスと フラメンコギタリスト  トマティートが出演している トニー・ガトリフ監督の作品 「ヴェンゴ VENGO」 も、とても有名です。 更に、これらの フラメンコをスペインに (正確には、アンダルシア)に 持ち込んだ、ロマ族は 「どこから来たのか」 そのルーツについて フランス人の知人が 一押しの映画がありますので 次回、触れてみたいと思います。 長くなりましたが、それでは 今日はここまで♪ 次回またお会いしましょう! ~「スペイン」に関わる作品について  フラメンコ 第3弾 由来~ 現在、お書きしている 「スペインに関わる作品について」 今日は 「フラメンコ 第3弾 由来」をお届けします。 「スペイン」という国の面白さと美しさが どこからきているかというと 「多民族の融合と歴史、その文化」 「地中海交易」 「ユダヤ、イスラム、カトリック それぞれの 繁栄と興亡」 ここに「要素」「エッセンス」がたどりつき 勿論、音楽の面でも 「フェニキア人、ローマ人、オスマン・トルコ、ロシア帝国 また、シリア、インド ギリシャ、アルジェリア、モロッコ・・・」おそろしく 多くの古代からの楽器や、民族舞踊、が非常に楽しく 「当たり前に日常的に」 混ざって登場することが 「特色」 だと思われます。 個人的に、高校時代に、ご縁あって 幼馴染の家族(パリに長く駐在しておられたお父様のもと) 「夏の旅行」に誘ってもらい 船、陸路で2週間 「ギリシャ」「トルコ」 を旅したことがあります。 毎日毎日ピアノを弾く日々が普通だった私が こんなに長く、ピアノを離れたのも「はじめて」で しかも、行先が、ギリシャ、トルコ でも、その時のピアノ先生が 「是非、行って、良いものを吸収してきなさい」と おっしゃって下さり パリに住む、幼馴染と、ギリシャ、トルコの歴史を 調べ、数十枚に及ぶ、「家族向け、自作パンフレット」 作り、「その旅」に臨みました。 この時、スペインへは行かなかったわけですが 「ギリシャ」「トルコ」で聴いた 民族舞踊、音楽は、そのまま、 「スペインに関わる作品」(特に私の場合、ピアノ作品) の楽譜の中に、登場してきました。 グラナドス、アルベニス、ファリャをはじめ 近代ピアノ作品の手法(パリで印象派の影響を受けながら得られた) に乗りながら 表現された「スペインの歴史、文化」 には 「ギリシャ、トルコの民族舞踊、踊り」が はっきりと聴かれます。 具体的な楽器や、踊りは、また 作品の紹介などで、あとあと登場する予定ですが このように 「ギリシャ、トルコ」との地中海交易が影響を 及ぼしていたとはっきり感じられた 「スペインに関わる作品」 それは、 前述のように 「フェニキア人、ローマ人、オスマン・トルコ、ロシア帝国 また、シリア、インド ギリシャ、アルジェリア、モロッコ・・・」 という さらに、本当は幅広い範囲と長い年月をかけて 作られてきた、「独自の文化」であることが 調べれば調べるほど、「足跡」が 弾けば弾くほど「楽譜上に」現れてきます。 現在、お書きしているのは、その中で ロマ族由来、現在では、スペインの国家の誇り 世界的に、大成功している音楽分野でもある 「フラメンコ」 その特徴を、歴史を、由来を はっきりとドキュメンタリーで 映画にしている作品を、ご紹介します。 「LATCHO DROM 」  1993年カンヌ国際映画祭「ある視点」部門賞 1996年全米映画批評家協会賞NSFC賞受賞 監督・脚本はアルジェリア出身のトニー・ガトリフ監督。 ご自身 お父さんがフランス人 お母さんがロマ族系のアルジェリア人 インド北西部からエジプト、トルコ、ルーマニア、 ハンガリー、スロヴァキア、フランス、そしてスペイン その足跡と、現在のフラメンコの元になる 踊りと音が、ドキュメンタリーでたんたんと紹介されています。 正直、ここで登場する場所は 自分で足を運ぶには 「ビザ」や、「治安の面」でも 厳しい場所が多いのです。 個人的には それを美しい映像で 「ドキュメンタリー」でみることができて とても、素晴らしい経験になりました。 フランスでは「カンヌ映画祭」作品は 「オタク系」な作品であって、そのうえ「面白い」 と若い層に(特に大学生などが大注目しています) 人気なのですが まさに「カンヌ的」な「新しい発見」の 数々があります。 ※前回ご紹介した「VENGO」と同じ監督の作品です。 それでは、次回は 引き続き スペインに関わる作品 について 「フラメンコ第四弾」 として 「アントニオ・ガデス舞踊団」について 書きたいと思います。 では、また次回お会いしましょう♪ ~スペインに関わる作品について フラメンコ第4弾 アントニオ・ガデス舞踊団~ 皆様 こんにちは さて、現在、こちらでは 「スペインに関わる作品について」 書かせていただいています♪ 今日は 「スペインに関わる作品について フラメンコ第四弾」 「アントニオ・ガデス舞踊団」としてお届けします。 これまで、ピアノを弾くものとして スペインに関わる近代ピアノ作品(グラナドス・ファリャ・アルベニスを中心に) 2枚のCDを出させていただき その「なぜ スペイン??」とFM、雑誌のインタビューで 何度も質問されること それを、こちらでも書きはじめました。 当初は「自分の知識や経験を、ピアノの演奏で表現すること」 「ピアノの楽譜に書かれている内容を、読み込むために 知識や経験を、整理して正確に理解すること」 だけが 「私の仕事」 だと思っていました。(ピアニストとしては) そのため、その「なぜ スペイン」という 「問い」に対して 「えーと、えーと・・」 とたどたどながら 話していたわけです。 でも とあるFMのプロデューサーの方が 「自分の知識や持っているものを 全部吐き出すと、新しいものもどんどん入ってくるという 現象が起こるものなんですよ」 というお話をしてくれました。 各分野の専門家を招いて お話を聴かれてきた方々に そう言われると、「そういうもんなのかな。」と 思うわけで、そこから タワーレコードでイベントに出させて もらった時などに 「話してみる」 ことをはじめました。 自分の言葉で、思ったことを、「語る」 ことにより、その分野の愛好家の人たちに 「心が通じる」 ことも、そのような流れで 教えていただいた気がします。 ありがたいご縁に 感謝です。 さて、話は 本題に戻ります! 今日は 「アントニオ・ガデス舞踊団」の フラメンコ界への大きな功績について 触れたいと思います。 日本にも、「カルメン」という演目で 今年 オーチャードホールに来日した フラメンコの舞踊団です。 創始者の アントニオ・ガデスは 1936年 アリカンテ生まれ 同地、アリカンテ(スペイン南部の「白い海岸」と 呼ばれる美しい街)にてキャリアをスタートし 国際的に活躍した後、マドリッドにて2004年逝去 されています。 現在も大成功を続けている、舞踊団は 多くの名作を録画していて、身近に観ることができるのも 素晴らしい魅力です。 「カルメン」「恋は魔術師」「血の婚礼」 参考資料:アントニオ・ガデス舞踊団 カルメン https://www.amazon.co.jp/%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%88%E3%83%8B%E3%82%AA%E3%83%BB%E3%82%AC%E3%83%87%E3%82%B9-%E3%80%8C%E3%82%AB%E3%83%AB%E3%83%A1%E3%83%B3%E3%80%8D-Blu-ray-Disc-%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%82%B7%E3%83%83%E3%82%AF/dp/B00EIG39R8/ref=sr_1_1?s=dvd&ie=UTF8&qid=1509851410&sr=1-1&keywords=%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%88%E3%83%8B%E3%82%AA%E3%83%BB%E3%82%AC%E3%83%87%E3%82%B9 また ファウンデーションも設立されていて 多くの資料を下記のサイトで 提供してくれています。 http://antoniogades.com/ ※代表作の一つ「カルメン」は、こちらの サイトで観ることもできます。 クリスティーナ・オヨスとの共演で ご存じの方が多いかと思います。 https://www.youtube.com/watch?v=pTVqfCPq_CE Antonio Gades Cristina Hoyos アントニオ・ガデス クリスティーナ・オヨス出演 「恋は魔術師」(音楽:マニュエル・デ・ファリャ) は、私も初アルバム「恋は魔術師」 を作るにあたり、大きな感銘とパワーをいただいた作品で 各種の、「踊りの場面」が目に焼き付いています。 昔、昔  「炎」という演目のポスターに 心惹かれて おこずかいをはじめて使って 一人で劇場へ足を運んだのもの 思えば アントニオ・ガデス舞踊団。 (良く、チケットを、一人で買えたものだと いまは思います) その時は、「アントニオ・ガデスご本人」が まだ現役で踊っていたため 「ご本人」を名前みられた 貴重な経験ということになりました。 「メラメラ」と不規則に「風」に揺られて 「形を変化させる」 「火の表現」 これが、「人間の体で」 表現されるのが、大変、興味深く 素晴らしく、「恋は魔術師」の 「火祭りの踊り」にも出て来ますが バレンシアに今もなお残る 「火祭り」 その 「火」という題材が 「太陽」のふり注ぐ、アンダルシア、白い海岸地方の バレンシア、アリカンテ では、身近であり、ここまで多くの表現を生んで いることも、個人的には 「驚き」でした。 アントニオ・ガデス舞踊団が 「フラメンコ」という踊りを わかりやすく、世界に知らしめるのに 大きな功績を残し続けていることは ここで、書ききれない程のすばらしさです。 一見、わかりにくい世界の「フラメンコ」が リズムも、映像も、舞台も、「他分野」の人間にも 「わかりやすい」というのも 「素晴らしい魅力」の一つだと 個人的に感じています。 では、日本でもおなじみの、アントニオ・ガデス舞踊団と 並んで、日本でもよく知られている ギタリスト「パコ・デ・ルシア」 について、次回は触れたいと思います。 スペインに関わる作品について フラメンコ第4弾は「アントニオ・ガデス舞踊団」でした。 また、次回お会いします♪ 2017年11月12日 「スペインに関わる作品について」 ”フラメンコ”を題材に進めてきました。 スペインに関わる音楽 特に「ピアノを弾く立場」から 言及するとしても 非常に多くの要素 (各時代、各ジャンルの音楽) そして、「歴史的な事実」 「他国との関係」 それも 「多民族国家」として 「血が混じっている」 という現実 「地中海文明」「船」 そのの時代に栄華を極めていた スペインという国の、「交流の影響」 具体的には フェニキア、ローマ帝国、アフリカ、オスマン・トルコ ロシア帝国、ブルボン王朝、アラブ諸国 隣国 フランス そして、ギリシャ、インド、スペインからみて新大陸である南米 現在も、「近代ピアノ作品」を多く残した グラナドスやアルベニス、ファリャ といった作曲家の 「楽譜上」にみられる 「その各国の民謡、踊り、民族的な楽器」の影響 イスラム教、カトリック、ユダヤ教の融合。 そして 「ロマ族」(ジプシー)という インド、ルーマニア、アラブ諸国 を通って 「スペイン南部のアンダルシア地方」 にたどり着いた 独自の生活様式、音楽、踊り「フラメンコ」を 持つ民族。 その「ロマ族」と 「スペインにもともといた人達」との 「融合と反目」 そうした「要素」が存在します。 これらの 全て「良きもの」 を、ある程度 「意識的に」 残されてきた 継承されてきた 「宝物」です。 (というのは、その融合した文化を残そうとしてきた 作曲家、演奏家、音楽学者たちの運動がありました) ※また、違う回に書きたいとおもっています。 その中に、大変な 歴史的な「戦争」 が繰り返されてきている ことは、ご存じの通りです。 ただ、「音楽」の中には 「善」「悪」「美」「醜」 全てが、良い形で 「昇華している」 ということが、「驚くばかり」 でもあります。 そして、ここ数回でお届けしている 「フラメンコ」の大きな要素の一つである 「ギター」 その「ギター」の世界で クラシック、フラメンコ、ジャズと 多岐にわたって、「演奏し」「残してきた(作曲家として)」 ギタリストが 今回の主役「パコ・デ・ルシア」です。 (1947-2014) ~参考資料~ RTVE(スペインのテレビ放送局)の提供している 1974年の若き日の演奏がこちらです https://www.youtube.com/watch?v=kMG9RwDe8E0&feature=youtu.be Canalsur(南スペイン アンダルシア地方の放送局)が 提供している 2014年にこの世を去った時の特集映像が こちら(西語) https://www.youtube.com/watch?v=kEiXAd_S4RA&feature=youtu.be いかに、長くキャリアを続け、いかに愛されてきた ギタリストであったか ここで 「言葉で」 語るまでもないような気がします。 私は、日本に来日したとき そして、パリ生活の中で 生の演奏を聴いて、感動した記憶が 今も、ビデオを観たり、CDを聴くと、よみがえって来ます。 ビンセンテ・アミーゴ、トマティート(フラメンコギタリスト) という、同じく、 フラメンコギターの継承者でもあるギタリスト との共演でも知られていることで有名です。 パコ・デ・ルシアの作品を 演奏するギタリストもとても多く これからも、「語り継がれるギタリスト」になるのだと 思います。 2014年、今から3年前 現役のまま ふっと突然に、この世を去ってしまったため 「逝去のニュース」は、世界中のファンに 非常なショックと悲しみを与えたことも 記憶に新しいところです。 偉大なギタリスト パコ・デ・ルシア 音楽は永遠に 素晴らしい演奏は ファンの心に。。。 今日は フラメンコの音楽を世界に知らしめたギタリスト  パコ・デ・ルシアについて お届けしました。 本当は! まだまだ多くのフラメンコ界の 素晴らしいアーティストについて 触れて行きたいのですが テーマでもある 「スペインに関する作品について」 「多面的」な 他の面についても書く必要があるため その 「音楽」の 「インスピレーション」役 になった 「土地」「情景」についても お届けしたいと思います。 それでは また次回お会いしましょう! 細川夏子(ピアニスト) 文章の著作権は、細川夏子になります。 内容の転載などは、是非、下記にご一報お願い申し上げます。 Email:webmaster@ongakukogen.com

~ピアノについてもお届けします~メルマガでお届けしてきた内容を こちらにもご紹介いたします。 皆様 いかがお過ごしでしょうか。 今日のメルマガは 「ピアノ作品の背景を調べること」 についてお届けします。 ピアノでは、主に 西洋の作品を弾くことが多く 言語も文化も宗教も そして、歴史も 日本とは大きくことなっている 国々の作曲家の 作品を演奏することになります。 「楽譜」自体は ありがたいことに 「五線譜」でピアノの場合 統一されています。 「作曲の理論」も 音楽高校や大学で 学べる内容で かなりわかるように 書かれていて それに加えて 「民族的な特殊な 音楽」を、調べて いけばよいわけです。 そして おそらく ピアノの専門的な レッスンを受けられて いらっしゃる方々であれば 何度も、レッスンなどで 「この作品は、いつ どのような目的にで 作曲されたのか」 といった質問に 答える必要があった 経験があるかと思います。 ・歴史の関係 ・文化の関係 (言語・絵画を含む) ・宗教の関係 作曲家の生きていた 時代、その国の状況、歴史 言語、文化 または、美術作品 舞曲との関係 そういった、「テーマ」 が一般に、幾つも 考えられるわけです。 そこを、ピアノを 弾くことと一緒に 楽しんで♪ 掘り下げていけることは 大きな収穫になります。 そして、 多くの人たちと 素晴らしい音楽を 享受しあえる 大変に感動的な 経験になります。 友人で、パリ大学の ソルボンヌで美術史を 専攻していた人にも 随分、お世話になり どういう勉強を大学で しているのかも教えて もらいました。 美術の世界でも 論文を書き 面接を受け次の 段階にステップアップ する際には 「宗教的・歴史的意味」を 聖書の一節などを引用 しながら、解説を 求められるのだそうです。 ピアノでは、それを 理解した上での プログラミングで コンサートプログラムを 組むことを求められていました。 ※私のいた、エコール・ノルマル 音楽院の場合。 壇上で、説明することは 必要ありませんが 「わかっているのかいないのか。。」 は、演奏を聴けばわかるわけで 上級クラスでは コンサートプログラムの センスも、審査される つまり、 歴史、文化、言語、美術との 関係といった、「作品の背景」は 「常識」であり 「礼儀」の一つ という意味あいがあるわけです。 ※試験は、外部から、シークレットで 当日、招待された 批評家や演奏家が審査員に なる形式。 また、一方「課題曲」が 「カトリックの教えを説くもの」 である場合 他の宗教の敬虔な信者の 国の人は「試験を辞退」する ということが起きたりもしますし ご存じの通り、東側の西洋では 政府が厳しく、西側での 活動を制限している国も 存在します。 そのため、「聖書の色合いの濃い作品」 「カトリックに深く傾倒している作曲家」 の作品が、出版されていることも 多くあります。 そういう国の人達に会うと 私が、その作品の楽譜を持っていたり 弾いていたりすると 取り囲まれて 「見せて欲しい」と楽譜の争奪戦に なることがありました。 宗教の繋がりや美しい世界 その一方、宗教間の戦いも 多いことは、皆様ご存じの通りですし また、歴史と一緒に 宗教の生活規範や、考え方などは 生活に密着して、習慣として 残っています。 そうした、「歴史」や 「宗教」について 「ピアノとの関係」と一緒に 知っていくことは 大変に、興味深い事に 思えます。 「ピアノの背景について知ること」 と題して 今日は「宗教と歴史」について すこし、書かせていただきました。 次回は 「ピアノの背景について知ること」 の中の一つ 「言語と文化」について お届け致します。 今日もメルマガを最後まで お読みいただき ありがとうございました♪ 素敵な週末を お過ごしくださいますように。 また、次回のメルマガでお目に掛かります。 7月最終週 皆様 いかがお過ごしでしょうか。 今日のメルマガは 「ピアノ作品の背景を調べること」 の中で 「言語」について お届けします♪ 前回 「作品の背景について知ること」 についてお届けしました そして ・歴史の関係 ・文化の関係 (言語・絵画を含む) ・宗教の関係 上記のような、内容が 作曲理論(音楽の専門の学校では 当然教えてもらえる内容のため ここでは、省略しました) の他に、ピアノの演奏に 不可欠であることを 書きました。 そして、知ることにより 深まれば深まるほど 世界が拡がり 楽しい♪作業であること も書かせていただきました。 そして 「言語」 これは、多くの先輩演奏家の 方々から、「早々に身につけるように」 と、私自身は教えを受け 工夫をしてきた部分です。 では、それがなぜか・・ わかりやすく、教えてくれた 先輩の言葉をお借りします。 恩師で、ピアニストの フランス・クリダのクラスの 授業で、ポルトガル人のとても 素晴らしいピアニストが 演奏家クラスにいました。 そして、 パリは17区、マルゼルブ地区の エコール・ノルマル音楽院。 留学して初回のレッスン そのポルトガル人男性の先輩も 近い国からとはいえ ポルトガルからの「留学生」で 「外国人」として、留学当初の話を してくれました。 「フランス・クリダ先生は 何でも弾ける先生だから フランス語があまりわからない時も レッスンでは言葉の問題を あまり感じなかった。 でも フランス語をわかるように なればなるほど そのレッスンの 内容に深みが増して、 更に レッスンから吸収出来るものが 増えるのが、わかったんだよ。」 初レッスンで 右手と右足が一緒に出てしまうような 状態でいた私に シンプルに 「まっすぐ」に 響く言葉でした。 そして、その先輩の言う通り フランス・クリダ先生の 「作曲家のこと、作品のことを 良く理解することが大切なのだ」 という、信念。 その教え、その内容を こちらの吸収度に 応じて、増やして下さる様子が わかりました。 また 作曲家、「本人の世界観」を知るためにも やはり、その人が、話していた 「言葉」を知りたいですし 「旋律」は、「言葉」を想定して 書かれている場合も多いのです。 一方  ネット上には、各劇場の、資料が 公開されています。 だから、知りたいことを PDFで落として、読むことが 可能ですし 世界のどこにいても 多くの情報が 入ってきます。 私自身 個人的に、資料の少ない近代作品を 演奏することが多いため プログラムを作ったり 資料を作る際にも 大変に、ありがたく利用 させていただいています♪ そのため そういった意味で 「言語」に親しんでいることが その「作品」に馴染むことが 出来る「カギ」の場合もあります。 そんな意味で 「作品の背景を知ること」 の一つとして 今日は 「言語」についてお届けしました♪ 次回は 「作品の背景について知ること」 「文化」を お届け致します。 今日もメルマガを最後まで お読みいただき ありがとうございました♪ 素敵な週末を お過ごしくださいますように。 また、次回のメルマガでお目に掛かります。 皆様 いよいよ夏も本番 8月になりましたが いかがお過ごしでしょうか。 さて、ピアノの 「作品の背景について知ること」 について、歴史、言語、宗教、 連続してお届けしてきましたが もうひとつ 今日は 「ピアノ作品と文化」を お届けしたいと思います♪ 「文化」と一口にいっても 多くの分野がありますが メルマガでお伝えしたい大きなところ また、字数に限りがあるなかで 最小限で 「ピアノ作品、演奏に関わってくる文化」 を考えたいと思います。 ずばり 「多分野の芸術との関連」 が一番大きな要素 だと考えられます。 ・美術 ・文学 この2分野から非常に多くの作品が 生まれています。 はたまた「美術」「文学」を 源泉にしている「作品」 そこから 「インスピレーションを得た作品」 小説家、画家、彫刻家 の「発想」 わかりやすい例として 皆様もご存じの通り 印象派の画家、モネ、マネ、などから 非常に色彩表現を影響を受けて クロード・ドビュッシーは 作品を多く残しています。 そして 「ダンテ」から フランツ・リストはピアノ作品を 生み出しました。 美術、文学からの創造作品 実際に、その絵画、本を読み 「感動した場面を共有する」 ことは勿論のこと 多くの人が 「感動する部分」を 「知り」「共有する」 ことは、更に 「作品への理解」 を何倍にも増大してくれます♪ ここが、また 「具体的に」 どこに「楽譜上で繋げていくか」 「感情表現につなげていくか」 「テクニックにつなげていくか」 に、「落とし込まれる」 ことにより 確実に 「演奏」 に「色合い」と、「立体感」「重厚感」 「説得力」を生み出します。 これは、普遍の「学び」の 部分でもあり 一生、演奏活動をしていく中で 「ブラッシュアップ」 される部分なのではないかと 感じています。 自分の「理解」が深まれば 同じ作品を弾いても 「新しい景色が見える」 「違う演奏になる」 そう感じるのは、ここなのではと 思っています。 恩師で名ピアニストの フランス・クリダに 「ピアノの魅力は何ですか」 とインタビューをした ピアノ専門誌の 記者がいました。 ※私は、通訳で同行 していました。 その答えとして 「一生、成長して行けること」 この言葉に、驚いたのは 私だけでしょうか。 もう、既に若くして リストの全集を女性ではじめて 録音をされ、「20世紀のピアニスト」 の名前に名を連ね 「レジオン・ドヌール勲章」(フランス名誉市民) を手に、ヨーロッパ中心に 大活躍をしていたピアニスト その「背」の偉大さに いまも、なお 気持ち、引き締まる昨今です。 それでは 実際に 「作品の背景の調べ方 アイデア」 を次回はお届けしたいと思います。 今日もメルマガを最後まで お読みいただき ありがとうございました♪ 素敵な週末を お過ごしくださいますように。 また、次回のメルマガでお目に掛かります。 今日は 「ピアノの背景について知ること」 前回は「文化」について 美術、文学との関連 演奏に具体的に落とし込むことの効果 をお届けいたしました。 今日は 「ピアノ作品の 背景の調べ方 アイデア」を 書いてみたいと思います。 ピアノ演奏には 「技術」が大変大切な 「表現」の一つになります。 そして 「ピアノという楽器を つかいこなすこと」 事によって 「演奏」が完成します。 また その中に内包されている 「ピアノを演奏をする側」 「ピアノを聴かれる側」 両方で、共有している 「目に見えにくいもの」 ではあるけれど 「なくてはならないもの」 「楽しみ」 として 「ピアノ作品の背景」 があります。 当たり前ですが 「作曲者」がいます。 だから 「理解」して差し上げる ことにより 「過去の世界に生きた 作曲者の音楽世界を 一緒に、楽しめる」 そういう、「喜び」が山ほど 内在しているのが 「楽譜」です。 「楽譜」の奥に 描かれている「目に見えないもの」 正確に「音符」を読むために やはり 「背景」をしること 「作曲家」の伝えたいこと をしること以外に 何があるでしょうか。 では 具体的に どうやって調べて行くのか ・各作曲家の時代と、特徴 まず、これを洗いだします。 それぞれの、時代によって楽譜の書き方 ※印刷技術、出版社の楽譜の状態も含め 作曲家が、どこまで明瞭にかいている ひとだったのか・・・ 例として ロマン派のピアノ作品 ショパン、リスト この大作曲家を比較すると 対象的である事がわかります。 こまかい部分まで、指示がある作曲家の 読み方と、「センスに任せる」という ニュアンスでありながら 「舞曲」などの伝統的なスタイルが 歴然と存在する。 そういった特徴が、それぞれの 作曲家に、その時代の風潮、伝統に 特徴として表れます。 1例ではありますが こういった内容を、しることは 「大前提」になります。 また 自分のアイデア一つで 「情報」の集め方は限りなくあります。 でも、「誤情報」や 「権威者による、偏った情報」もあります(笑) どんなに素晴らしい研究者でも 「研究し始めの意見」「研究が進んだ後の意見」 が違う場合があり 同じ著者の文献を読んでも 「??」 と違う場合があります。 そのため、やはり 出来るだけ「自身で集めて編集する」 形をとるのが、最も「現在形」 ではないかと思われるのです。 ショパン、ベートーベン、モーツァルトをはじめ 多くの、ピアノレパートリーとして、長く 演奏されてきた作品 長く教えてこられた人の、研究されてきた方々の いる作曲者の場合 文献が非常に多くあります。 図書館、Amazon、古書を追っただけでも 多大な蔵書を手に出来ます。 また 映画などで、名監督が時代背景も確実に 描写している作品になっている ものもあります。 「人物像」「歴史」を知るきっかけになります。 そして やはり、作曲家自身がピアノ曲の場合 西洋の人がほとんどです。 そのため 英語圏、フランス語圏、ドイツ語圏 スペイン語圏の方が やはり、はるかに、よく語られている そして 作曲家の言葉が残っている場合が あるのです。 ただ 長らく、ピアノに携わってきている 人であれば、特に、音楽の専門の 学校へ行っていた人であれば 第二外国語レベルであっても 「専門用語」は 「同じ」なのです。 そして、「ピアノの歴史」 「作曲」「音楽の基本用語」が 頭に入っていると 「外国語」で読んでも 幸いなことに、「理解できる」 ことが多いのです。 だから ここは、ちょっと頑張って 辞書と仲良くして 「外国語」で必要なところは 読むべし♪ ※おそろしく短時間で 新事実をしることが出来たり します。 そして、 ヨーロッパの、美術館、劇場 街がfacebookbook twitter などで、蔵書や歴史的な出来事 過去の演目のプログラム(ここに たくさんの解説が書いてあります) を公開しています。 外国からのアクセスは歓迎して もらえることもあります♪ 「登録」したり ツイッターなどでは「フォロー」 して、「過去、こんな演目がありました」 「こんな出来事がありました」という 情報をチェックしておきます。 こまかい、事実であったとしても 特に、過去の歴史、国と国の間の関係 戦争前の姿など、ヨーロッパの流動的な 占領地の歴史などは、頭で整理しやすく なります。 歴史の背景がみえてくると なぜ「ここで作曲家が外国へ出たのか」 「海外で演奏しはじめたのか」 「どういう気持ちで、この作品に 取り組んだか」 「なぜ、パトロンがこの人なのか」 「誰との出会いがあったのか」 「どの国の、誰の影響を受けていた時期か」 などなど 「なぜ??」 が、理解できて 作品を書いている作曲家の 人物像、人生を追うことにも 役立つことが多いのです。 ※Amazonなどは フランス、アメリカから 取り寄せることが多いですが 音楽関連の蔵書や楽譜が豊富で 2・3週間でほぼ、届きます。 音源に限っては いまや、国を越えて 海外の音源をDLして聴くのは 簡単なことは皆様ご存じの通り。 ナクソスミュージックライブラリー 私も、先日 自身のCDが 登録されて、聴けるようになりましたが 「アルベニス/入り江のざわめき」 (Albeniz/Rumores de la caleta) マイスター・ミュージック ※ストリーミング形式 ナクソス以外にも、アマゾンMp3で 多くの演奏が手に入ります。 なかなか、それでも情報が手に入らない場合 作曲家の生きた国、活躍していた国 楽譜の出版されている国に 直接、足を運びます。 ※この「実際に足を運ぶ」ことについては また改めてお書きしたいと 思います。 充分、「日本にいながら」 「パソコンの前にいながら 集まってくる情報」だけ 列挙したとしても このように、豊富にあります。 「作品を知るアイデア」の一つとして 今日は、すこし書かせていただきました。 どうぞ 素敵な週末を お過ごしくださいますように。 また、次回のメルマガでお目に掛かります。 8月3週目 「ピアノと脳」 皆様 いかがお過ごしでしょうか。 夏休みを取られている方は 良きバカンスになられたでしょうか。 さて、今日は 「ピアノと脳」という タイトルで届けします。 「ピアニスト人生は長い」 ことで業界では有名です。 私自身、ピアノの世界を志した中学の頃 ピアノの雑誌を見ると 100歳近いおじいちゃんが すごいコンサートをやってのけている 姿があったりすることに 「一体、体がどうなっているんだろう」 と、衝撃を受けていました。 数年後、やはり、高校の頃、ラフマニノフの 「パガニーニの主題による狂詩曲」を聴き ジャケットの裏面を見ると ルービンシュタインの姿。 老眼鏡をかけ、楽譜をのぞき込んでいる 姿は、本当に普通の 「その年齢なりの ごく自然な姿」 であるのにも関わらず 流れてくる音楽の生き生きとした スピード感と猛烈なテクニック。 ダイナミックな音量と繊細で美しい 旋律の数々の感動は、今も 鮮烈な印象を残しています。 話は戻りますが 長くピアノを弾いている先生に 話を伺うと、やはり、一工夫を 生活の中でしていることがわかりました。 一方 「ピアノを弾いている人の状態」 これは、実は、医学的に 解明されていないそうです。 細かくは「脳の状態」 「手の状態」です。 脳や首は、たくさんの神経と細胞で 出来ていて、当然、複雑なところ だそうですし、「手の平」に いたっては、「神秘の世界」 と言われているそうです。 明らかに解明されたら 微妙な表現をも 「ロボット」に真似が出来る 時代が来るかも しれません。 ・・・が 幸いなことに ピアノの演奏の場合 まだまだ遠い世界の話のようです。 それでは 今日は 「ピアノと脳」を お届けしました。 素敵な週末をお過ごしください ますように♪ 皆様 おかわりなく お過ごしでしょうか。 ピアノの湿度もこれから 9月に向けて、少しずつ安定の季節。 私のピアノ環境の場合 毎年9月10日くらいに 突然・・ ピシーッと タッチと響きが変わります。 「日本の秋」を感じる瞬間です♪ さて アルゼンチンのニュース番組サイト(ツイッター上) にて、先日、音源を紹介していただきましたので 遅ればせながら、ご報告です。 2014年に発売いたしました CD ファリャのバレエ音楽「恋は魔術師」を タイトルにした作品。 (コンサートライブ 日西交流400記念リサイタル 「恋は魔術師」 後援:スペイン大使館 ) たまたま こちらの中の一曲が、今回 「アルゼンチン」の テレビニュース番組 RDN24 レッド・デ・ノティシアス 「Red de noticias 」 http://www.rdn24.com/ ツイッターの担当者の方が 注目してくださり 「ベティカ幻想曲」(ファリャ作曲) 「今日の音楽」(ムジカ・デ・オイ) 「スペインの音楽」 として、紹介されました。 Amazon 日本版はこちらからご購入いただけます→ https://www.amazon.co.jp/%E6%81%8B%E3%81%AF%E9%AD%94%E8%A1%93%E5%B8%AB-Amor-Brujo-Natsuko-Hosokawa/dp/B00LHS5CQ6/ref=sr_1_3?ie=UTF8&qid=1503113224&sr=8-3&keywords=%E7%B4%B0%E5%B7%9D%E5%A4%8F%E5%AD%90 CD発売時に「録音が少ない作品」 と言われていた ファリャの「ベティカ幻想曲」 ※2014年時点調べ。 この「ベティカ幻想曲」は スペイン「アンダルシア地方」の乾いた風や スペイン南部の街の情景を描いている 美しい作品で、(早い時期に、文明と都市開発が進んでいた 地方) 作品です。 「パリが無かったら、何も成し得なかっただろう」 という言葉を残した マニュエル・デ・ファリャ、 フランスの作曲理論と、スペインの歴史と風景が 合体した、大変美しい作品でもあります。 日本版、CDとともに  お聴きいただきまして 感謝しております。 この場をお借りして ご報告とお礼をもうしあげます。 今後とも、良き、演奏をお聴き いただけるピアニストでありますよう 更に、気を引き締めて 参りたいと思います。 素敵な週末をお過ごしくださいますように。 皆様 こんにちは 9月第一回目のメルマガになりますが 寒暖の厳しい残暑を いかがお過ごしでしたでしょうか。 さて、早速本題に入りたいと思います。 「暗譜」 これは、ピアノに関わる人は 小さい頃から慣れ、親しんで(?!) いるものです。 そのため、仲間で話をしていても 同業者で仕事で話していても とっても、盛り上がる、 面白い「話題」の一つでもあります。 そして、先生にあたる人が 現役の演奏家の場合 それを、模範として見せてもらえる ことも、大変有り難いことでもあります。 頭がくらくらするほど 円形脱毛症になるほど(笑) レパートリーを叩き込んでいた 留学中。 いつか、「楽」になる日が来るのだと 思っていました。 ・・・・が! 暗譜は、「永遠のお友達」みたいなもので ある。 と、いまは、思っています。 また、多くの仲間から話を 聞いた中で、暗譜の仕方も それぞれ、違うことが 面白いところだと感じています。 楽器によって違う ・・・というよりも 「クセ」「習慣」によって 覚え方が違う傾向があるように 感じています。 いずれにしても 共通していることは 「結果オーライ」 そして、次に 「指」で覚えてしまう「だけ」は 「NG」 ということ。 ピアノがある程度 弾けるようになるまでに 既に、子供さんでも、多くの曲を 暗譜する訓練をしています。 だから、その間に自然に基本は 身についているわけです。 その「規模」が大きくなって 2時間、3時間・・など 「一度に記憶している量」を増やして 負荷を大きくするわけです。 その「訓練」によって やはり、自分なりのやり方を 模索する。 それが、基本的な方法です。 個人的に、わたしは 楽譜が「絵」のように 頭に入っていくため 楽譜のページをめくったところが 何の音になっているかが わかっているのも 「嬉しい」方です。 そして、なぜか 「スピードが速く」 技術的に「入り組んで、難しい」と いわれている作品の方が 明らかに、「苦労なく」 頭に入ります。 これは、自分でも とても 「ミステリー」な部分ですが それが 私の「暗譜のクセ」というわけです。 反対に、「テンポのゆったりした」 「難易度が高くない」(といわれている) 作品は、別個にまとめておき 弾く時間の他に 時間を作って、楽譜をみて 覚えるようにしています。 つまり 「スピードと難易度によって 覚え方を変える」 方法をとっています。 次回は、1例として15ページ程度の 作品を(ピアノの作品で多いパターンの一つ) 具体的に、どうやって覚えて行くかを 書いてみたいと思います。 季節の変わり目 どうぞ、お体大切に お過ごしくださいますように。 また メルマガでお目に掛かります♪ 1回目ここまで へんしゅうご 皆様 こんにちは 9月第一回目のメルマガになりますが 寒暖の厳しい残暑を いかがお過ごしでしたでしょうか。 さて、早速 本題に入りたいと思います。 「暗譜」 これは、ピアノに関わる人は 小さい頃から慣れ、親しんで(?!) いるものです。 そのため、仲間で話をしていても 同業者で仕事で話していても とっても、盛り上がる、 面白い「話題」の一つでもあります。 そして、先生にあたる人が 現役の演奏家の場合 それを、模範として見せてもらえる ことも、大変有り難いことでもあります。 頭がくらくらするほど 円形脱毛症になるほど(笑) レパートリーを叩き込んでいた 留学中。 いつか、「楽」になる日が来るのだと 思っていました。 ・・・・が! その後 更に、求められる 「範囲」と「ペース」が 大きくなっていくだけのお話でした。 また、近年、スペイン作品も 増やしているため コンサートで弾くか、録音するか わからないけれど、レパートリーに しておく。。 という作品が加わり ここまで来ると 「楽譜や暗譜は、”永遠のお友達”なの♪” ・・・と いまは、思うようになりました。 そんな「暗譜」 方法には「個性」が出来る事も 非常に面白いことだと感じています。 楽器によって違う ・・・というよりも 「クセ」「習慣」によって 覚え方が違う傾向があるようです。 いずれにしても 共通していることは 当然 「結果オーライ」 ルールとして、基本 「指」だけ 「音」だけで覚えてしまう・・ これは ダメですよ。 ということ。 また ピアノがある程度 弾けるようになるまでに 既に、子供さんでも、多くの曲を 暗譜する訓練をしています。 だから、その間に自然に基本は 身についているわけです。 その「規模」が大きくなって 2時間、3時間・・など 「一度に記憶している量」を増やして 負荷を大きくするわけです。 その「訓練」によって やはり、「自分なりのやり方」を 模索する。 それが、基本的な流れです。 個人的に、わたしの場合を書いてみると 楽譜が「絵」のように、そして 「建物」のように 立体的に 頭に入っています。 ただ なぜか 「スピードが速く」 技術的に「入り組んで、難しい」と いわれている作品の方が 明らかに、「苦労なく」素早く 頭に入ります。 これは、自分でも とても 「ミステリー」な部分ですが それが 私の「暗譜のクセ」というわけです。 反対に、「テンポのゆったりした」 「難易度が高くない」(といわれている) 作品は、私には「難易度が高い暗譜」 と、とらえてます。 そのため 別個にまとめておき 弾く時間の他に 時間を作って、覚えます。 つまり 「スピードと難易度によって 覚え方を変える」 方法をとっています。 次回は、1例として15ページ程度の 作品を(ピアノの作品で多いパターンの一つ) 具体的に、どうやって覚えて行くかを 書いてみたいと思います。 季節の変わり目 どうぞ、お体大切に お過ごしくださいますように。 また メルマガでお目に掛かります♪ 皆様 こんにちは 秋の声が聞こえる季節になって まいりましたが いかがお過ごしでしょうか。 さて、前回は 「暗譜」について すこし書かせていただきました。 今回は 具体的にどうやって覚えているか 1例として、書いてみます。 例えば・・・ 15ページの曲があるとします。 (難易度高め、速度高目の場合) ※前回、お書きした通り、速度が低く 難易度の低いタイプのものは、別の 方法を取っています。 ・構成をみて、内容を分析します。 (この時点で、何冊かの版を比較して 取りあえず、一冊を選びます。) ↓ ・他の曲も練習しつつ、毎日 3ページ(程度)ずつくらい 弾いてみます。 ↓ ・次に5ページずつなどに増やして 弾いてみます。 ↓ ・次に暗譜をします。 3ページずつくらいではじめます。 ↓ ・5ページに増やして音や 細かい表示を〇暗記します。 ↓ ・楽譜をみないで 半ページずつ弾いてみます。 ↓ ・楽譜を見ないで、1ページずつ暗譜 出来ているか 確認します。 ↓ ・全体の構成を考えながら 全部を組み合わせて弾いてみます。 ↓ 追加として・・ ・許されるならば、1カ月くらい放置して 頭の中で熟成させます。→そして再度 弾いてチェックします。 こういう覚え方をしています。 大概の作品が 「まとまり」がありますから そこを、あえて分割して 覚えた方が、「部品」を「磨く」 ことがしやすく 最後に組み立てたときに、 「起承転結」が 作りやすいからです。 また 「彫刻」や「建築物」が出来ていく プロセスをみていると かなり「近い感覚」を覚えて とても参考になります。 多分、多重旋律と複雑な 音型と、技術が組み重なって いくピアノ作品の特徴が 「建物」みたいに みえているからなのではないかと 自分では考えています。 次回は、「自分と上手く付きあうこと」について ※ちょっとおかしなタイトルですが。。。(笑) 書いてみたいと思います。 どうぞ、素敵な週末をお過ごしくださいますように。 皆さま こんにちは 秋もすこしずつ 深まってくる季節となりました。 いかがお過ごしでしょうか。 さて、今日は 「自分と上手く付きあうこと」 について書きたいと思います。 というのは、私個人、1ピアニストとして コンサート活動を20年以上しているにも 関わらず・・・ 「曲が仕上がっていくまでの過程」は 小学生の頃と 「何ら変わりません」 多分 「これからも変わらない」 ことだと感じています。 ピアノを 「練習する」「楽譜をよく理解する」「暗譜する」 →「本番で弾く」または「録音する」 非常にシンプルな流れです。 生活の中で いかに、効率よく、楽しく続けるか 「良い習慣」をつけていくか。 そこで、大きく「効果」に違いが出るわけです。 ※勿論、個人差も非常に多くあります。 「自分が上手く出来た事、上手く行かないこと」 「得意なパターン、すこし時間をかけるべきもの」 この現状を受け入れて、すこしずつでも 変化をおこす。 「今日よりも明日。。。」と 毎日上手くなって、「前進」をしていくこと。 たまには後退したりすることも勿論 あります。人間ですから・・・(笑) ただ「自分と上手く付きあうこと」 嫌な部分もあったり、えーい、許せん!というところも 部分も「とほほーっ」というところが あっても、「自分」は辞められません(笑) 適当に褒めつつ、自分をあやしつつ。。 反対に 「大人として、社会人として」 「長いピアノ歴があること。」 「優秀な成績であった」などの いまから、ちょっとした 「過去の栄光」なども 非常に「いらない」要素です。 「かなぐり捨てちゃって良い♪」 ところです。 今の「目の前のピアノ」の 「シンプルな大切なこと」 ここに集中して進む♪ そして、それが上手く出来たら 美味しいものでも食べて・・ ご褒美でも作って 愉快な習慣に「昇華」させること これは、訓練でできるものなんだと 思います。 「幸せな時間」を 増やしたいものです♪ 今日は、「自分と上手くつきあうこと」 について 書いてみました。 どうぞ 皆様にとって  良き週末になりますように。 皆様 こんにちは 9月も最終週の日曜日となりました。 いかがお過ごしでしょうか。 さて、今日は 前回とすこし趣向をかえて 近年、とりくんでいる「スペインに関わる作品」 について お届けしたいと思います。 「なぜ、スペイン??」 FM、雑誌 はじめ インタビューを受けるときなど まず、真っ先に質問されることです。 さかのぼれば、 3歳の幼稚園、入園児にスペイン人の女の子が クラスにいた事が一番大きな影響なのかもしれません。 でも、やはり高校時代に NHKのスペイン語講座の講師の方が、高校の頃 家にホームステイをしていたこと。 そして、一緒に東京観光をしたり スペイン語、カスタネットの使い方 フラメンコを教えてもらったりしていたこと。 このような経験がまず、ありました。 ただ、ピアノの教育を受けて来た中で  「課題曲」などとしては 「近代ピアノ作品」 でもある「グラナドス」「アルベニス」「ファリャ」が 特に日本では大きく扱われてはいませんでした。 そのため 勝手に、楽譜をさがしてきて 「練習の合間」に「楽しみ」として弾いていたのが 「スペインに関わる作品」でした。 それを、恩師のフランス・クリダがどういうわけか 「見つけて」くれて コンクールの課題曲 「近代ピアノ作品」の課題曲の中に組み込んで 「レパートリーとして弾くように」 導いてくれたのがキッカケでした。 思えば、恩師フランス・クリダが得意である フランツ・リストや、ショパンといった作曲家。 そのリストに恋焦がれていた アルベニス。 ショパンの「ショ」の字でよろこんでいたほど ショパンを敬愛していた グラナドス。 テクニックにも似ている部分が多くあり 「そういう意味」で 混ぜこぜにした、リサイタルプログラムも「有り」なのかも しれないと。 思う昨今です。 素敵な週末をお過ごし下さいますように♪ またメルマガでお目に掛かります。 10月最初のメルマガになります。 前回「スペインに関わる作品」について そして、「近代ピアノ作品」である グラナドス、アルベニス (勿論、ファリャ、トゥリーナ、モンポウも 含まれる分野です) について 「ロマン派 ピアノ作品」の代表的な作曲家 フランツ・リスト フレデリック・ショパン その繋がりについてを お書きしました。 ツイッターで、この内容が「スペイン関連の機関」の方々に 反響がありました。 ありがとうございました。 私自身は、日本人です。 そして、フランスに留学がながかった わけです。ただ、高校時代に、前回お書きした通り スペイン人(NHKのスペイン語の先生) と一緒に住んでいたこと経験があり 「彼女の視点」で、多くを教えてもらいました。 その後、たまたま、友人がすんでいたマドリッドをはじめ スペインの街へ 何度か足を運び、地元のスペイン人と話す中で やはり、自分のしらない世界を見ることがありました。 (パリースペイン各地は週末にすぐ行ける距離で 日帰りも十分なほどの立地です) その中で、非常に感じているのは 「フランスとスペインは混じっている」 ということ。 まず スペインの現代の王室は 「フランス系」 詳しくは 「ブルボン家」 の血筋であります。 王室の関係 特に、王室の画家であった 「ゴヤ」の 時代には、そのため「首都マドリッド」が 非常にフランス調になっていったことが 多くの文献で記されており 実際に、街を歩いても マドリッド、バルセロナ、バレンシアなどの 大きな建物、街並みは、パリとかなり 似ています。 その「フランス化」に関する 「反発」も大きかったと言われていて わたしが「パリに留学ですんでる」と話すと 「そんなとこにいないで、スペインへおいでよー」 とかなり、言われることが多かった (しかもフランス語で) のも事実です。 でも、南仏、地中海沿岸の街、トゥールーズに住む友人 などは、バルセロナなどは 「ちょっと土日に遊びに いくドライブコース」 だという話をよく聞きますし 実際、バルセロナの街は あるいていて 「フランス語」が非常に地下鉄などでも 聞こえてきます。 しかも、モロッコ、アルジェリア、チュニジアといった アフリカのフランス語圏も、バルセロナ、セビリア バレンシア、などから船ですぐですし 「天気が良ければ見える」程の 近さの街も、スペインには多くあるわけです。 そして、「スペイン人の家族を親戚に持つ人」 「お母さんがスペイン人、お父さんがフランス人」 などをはじめ 日本のような「単一民族」ではないため 生活の中で 当たり前に「血筋」が 混じっています。 長くなりましたが・・・ その「多民族国家」という感覚が 私のように、日本で育った人間の場合 まず「驚き」であるわけです。 でも、その 「現実」 「その視点」 でやはりみていくことで 「本来のスペイン」の 姿が見えてくることもわかりました。 それでは 音楽の面で 幾つかの 「スペインに関わる作品」 について、分類などを 次週は触れてみたいと思います 素敵な週末をお過ごしください♪ 配信完了 続けてみたいと思います。 「スペインに関わる音楽の分類」 10月二週目のメルマガになりました。 前回は 「スペインとフランスは混じっている」 「現在の王家は、ブルボン家(フランス系)が 入っている」 という内容から 「地中海を挟んで、スペインは アフリカとも近い場所にある」 ということ そして「アフリカ北部は、フランス語圏 アルジェリア、チュニジア、モロッコという 国がある」 ということをお書きしました。 また「日本は単一民族国家で ヨーロッパをはじめ、西洋の多くの国は 他民族国家であり、その視点でみることで わかることが多い」 ということをお書きしました♪ そして、ここでは 「スペインに関わる音楽について」 を現在、書き進めているため 今日は、「スペインに関わる音楽の分類」 について、触れてみたいと思います。 まず、 前提として 当然ですが。。 「1つの国の伝統や文化」は 「1つ」ではありません。 日本でも、時代により、ジャンルにより いくつもの音楽、芸能があることと同じです。 そして、2つ目に 「古来から伝わるリズム、歌いまわし 民族的な音使い。昔の楽器」 などが、作品の端々に 使われて「エッセンス」となっていることが 多くあります。 国や時代、ジャンル、宗教、土地柄、民族 作曲理論が違っても、どこかで密接に 繋がり合ってる「世界」があります。 下記の3つの大きな要素になります。 ■フラメンコ→正しくは、ジプシー由来の音楽 現代は 管弦楽などとの共演などにも形を変えたりしながら 進化し、「フラメンコは現代で、最も成功しているジャンル」 とも言われています。 スペイン南部の街 「グラナダ」は「フラメンコのゆりかご」 と呼ばれている。←タブラオの多さと共に、ジプシーの地区も、 明確に存在している街でもあるため。 ■スペイン作品→スペイン出身の作曲家による 主に、スペインの情景や、踊りや伝統的なお祭りなどを 表現した作品群のこと。 例として、グラナドス、アルベニス、ファリャなど フランス、パリへ留学して作曲を学んだあと、「スペイン」を 表現する作品を多く残しているのが特徴。 ■スペイン風作品→スペイン伝統のリズムや、音型を使った音楽。 ファンダンゴ、ボレロなどの舞曲のリズムを使った作品群。 また、リストのスペイン狂詩曲など。 大まかに分類して3つ。 年代によって、また、使われている楽器も 楽器の状態も違います。 影響を受けた国、その国の文明も違うため 詳細は、まだまだ多岐にわたるとはいえ 取りあえず 3つにわけてみます。 長くなりますので それでは、次回 「スペイン音楽に関する分類」 3つの中の 一つ目「フラメンコ」 について触れてみたいと思います♪ 配信完了 10月3回目のメルマガになります。 早速 本題です♪ 前回「スペインに関わる作品について その分類」 ということで(注:ピアノのメルマガのため ピアノに関わる作品を前提に書いています) 大きく3つに分類を書いてみました ↓の通り ■フラメンコ→正しくは、ジプシー由来の音楽 現代は 管弦楽などとの共演などにも形を変えたりしながら 進化し、「フラメンコは現代で、最も成功しているジャンル」 とも言われています。 スペイン南部の街 「グラナダ」は「フラメンコのゆりかご」 と呼ばれている。←タブラオの多さと共に、ジプシーの地区も、 明確に存在している街でもあるため。 ■スペイン作品→スペイン出身の作曲家による 主に、スペインの情景や、踊りや伝統的なお祭りなどを 表現した作品群のこと。 例として、グラナドス、アルベニス、ファリャなど フランス、パリへ留学して作曲を学んだあと、「スペイン」を 表現する作品を多く残しているのが特徴。 ■スペイン風作品→スペイン伝統のリズムや、音型を使った音楽。 ファンダンゴ、ボレロなどの舞曲のリズムを使った作品群。 また、リストのスペイン狂詩曲など。 「ロマ族」の伝統である フラメンコ 世界的に「最も成功している分野」といわれているほど 他ジャンルの楽器、躍り手、管弦楽、新しいスタイルを 生み出しながら、現在「新しいジャンル」を作っている 非常に興味深い分野です。 ギター、踊り、カンテ(歌)の テクニック、歌いまわし、リズムは 近代ピアノ作品(アルベニス、グラナドス、ファリャ、モンポウ、トゥリーナ などに特に)には、非常に多く出て来るため 聴いていると「仲間感」を感じられることもあります(笑) ここで、フラメンコについて書こう! 「下書き」を書き始めましたが、、 恐ろしい量になっています。 全部を書くには、何冊も本が書けてしまうような勢いのため 大幅に 「断捨離」を施し 簡単に メルマガ、数回に減らしてみたいと思います。 そして、「百聞は一見に如かず」 まず、 実際のフラメンコを you-tubeのリンクにて 共有いたしたいと思ってます。 その「ロマ族」の出身(ジプシーといわれる) でもあり、スペイン国立舞踊団で活躍した後 ソロ活動を世界中で繰り広げている 舞踊家 ホアキン・コルテス JOAQUIN CORTES https://www.youtube.com/watch?v=OgOyK1unTEU&t=793s 幾つかの流派が存在する、フラメンコの踊り ただ、このホアキン・コルテスは 次回、映画もご紹介したいと思っていますが スペインのフラメンコ界に置いて 大きな「意味」を持つ活動をしていることでも 知られています。 では、次回は、そのフラメンコが如何に スペイン本国で「受け止められていて」 どんな歴史があるのか ということについて お書きして行きます♪ それでは 次回のメルマガでお目に掛かります。 配信完了 3週目 10月4回目のメルマガになりました。 前回は「スペインに関わる作品について」 「フラメンコ第一弾」 スペイン国立舞踊団で活躍したのち 世界的に活躍をしている、ロマ族出身(ジプシーと呼ばれている 民族)の舞踊家 ホアキン・コルテスのフラメンコについて 触れてみました。 フラメンコの舞踊家には、いくつかの流派があり その中で、特にホアキン・コルテスを挙げたかというと まずは「フラメンコの歴史」「民族の戦いと融合」に 近い大スターであるからです♪ フラメンコの歴史、そのフラメンコをスペインの いまや「スペインの良家の子弟の習い事」 でもある一面もあり (※私が高校の時に、家にホームステイをしていた NHKスペイン語講座の先生から 聞いた情報で、日本の「日本舞踊」のような 存在でもあるように感じました。) また、フラメンコが 「国家の誇り」というまで 大成功させて、他民族との融合を成功させている こと。 そして、その一方 「迫害されていた民族、ロマ族の音楽で踊り」 ということで、現在でも 街中などで、「フラメンコについて話す」 ことが、劇場関係者、チケット販売業者などからは 「そんなもの、扱いたくない」 というみられ方をされている、一面も あります。 ただ、それも、全部含め 「国の宝であり、財産である」 という扱いに、「フラメンコ」を押し上げて きた、多くの舞踊家、舞踊団、ギタリスト、の 活躍と「戦い」により、現在の姿があるのだと しみじみ感じる昨今です。 スペイン南部、アンダルシア地方の 「アルハンブラ宮殿」のある グラナダという都市は 「フラメンコのゆりかご」と呼ばれ 多くのタブラオが存在する 場所で、ご存じの方が多いと思います。 そして、この地方は とても美しい風景と建物が世界的に知られていて 日本では「企業のトップの接待が最も多い地方」 と観光関係の方には知られています。 それだけ、「大満足」な 「美しい思い出を作ってくれる地方」 であるわけです。 その一方、「グラナダで、行ってはいけない場所」 というのもあり いわゆる「無法地帯」があります。 アルハンブラ宮殿を海とは反対側へ しばらく行った場所なのですが ここが、舞台となった映画があります。 話には聞いていましたが これが映画「ヒタ―ノ」※スペイン語でジプシーの意味 製作: アントニオ・カルデナル 監督・脚本: マヌエル・パラシオス 出演: ホアキン・コルテス/レティシア・カスタ/マルタ・ベラウステギ ヒネス・ガルシア・ミラン/ファン・フェルナンデス? 「ヒターノ」の家族観、価値観 生活様式、どうやってフラメンコを 身につけていくのかなど が描かれていて貴重な映像です。 また、残念なことながら、警察に 「少数民族」ということで 「濡れ衣」を着せられたりという 現実も、描かれています。 この「ヒターノ」を見たとき 「やばいものをみてしまった、、、」 という気がしました(すごい感想ですが、、) ホアキン・コルテス(主演の)の 体当たりの演技の「迫力」に 「背筋が凍る思いがした」のもありますが 製作者と、出演している人たちの 「民族の怒りや、悲しみ、虚しさ」 と 同時に その生活の中での「音楽の美しさ」 そうした、民族や音楽への「思い」が 「ショッキング」 で、心に刻まれる「訴え」を 感じたからです。 スペインに関わる作品に 「光と影」が 色濃く表現されている 「意味」を目の前に 突きつけられる映画です。 この作品の、前作で 舞踊家 アントニオ・カナーレスと フラメンコギタリスト  トマティートが出演している トニー・ガトリフ監督の作品 「ヴェンゴ VENGO」 も、とても有名です。 更に、これらの フラメンコをスペインに (正確には、アンダルシア)に 持ち込んだ、ロマ族は 「どこから来たのか」 そのルーツについて フランス人の知人が 一押しの映画がありますので 次回、触れてみたいと思います。 長くなりましたが、それでは 今日はここまで♪ 次回のメルマガでお会いしましょう! 参考資料 がスペイン・アンダルシア地方を舞台に、血で血を洗う復讐劇(ベンゴ)を情熱的なフラメンコ音楽とともに描いた佳作。おさななじみを殺し家族を残して逃亡した兄マリオのせいで、弟カコは一家を支える羽目に。一方、一家の総領を殺されたカラバカ家は復讐の矛先をマリオの一人息子ディエゴへと向けるが、カコは甥っ子を全面的にかばおうと闘う。カコ役を演じるアントニオ・カナーレス(フラメンコ界の貴公子)が男の色気をムンムンと匂わせた怪演を披露する。トマティートらによる演奏シーンは一見の価値ありだ。監督インタビュー、未公開シーンなどの特典付き。1本のカセットを手掛かりに青年が歌手探しの旅へ出るガトリフの『ガッジョ・ディーロ』('97)も同発。 (鈴木賢一) --- 2002年05月号 --?内容 (「CDジャーナル・レビュー」より)? 監督・脚本・音楽: トニー・ガトリフ 撮影監督: ティエリー・プジェ カメラ・オペレーター: クロード・ガルニエ 編集: ポーリーン・デルー 出演: アントニオ・カナーレス/トマティート/ラ・パケーラ・デ・ヘレス/ベルナルド・パリージャ/シーク・アマッド・アル・トゥニ? 10月5回目のメルマガになります。 現在、お書きしている 「スペインに関わる作品について」 今回は 「フラメンコ 第3弾 由来」をお届けします。 「スペイン」という国の面白さと美しさが どこからきているかというと 「多民族の融合と歴史、その文化」 「地中海交易」 「ユダヤ、イスラム、カトリック それぞれの 繁栄と興亡」 ここに「要素」「エッセンス」がたどりつき 勿論、音楽の面でも 「フェニキア人、ローマ人、オスマン・トルコ、ロシア帝国 また、シリア、インド ギリシャ、アルジェリア、モロッコ・・・」おそろしく 多くの古代からの楽器や、民族舞踊、が非常に楽しく 「当たり前に日常的に」 混ざって登場することが 「特色」 だと思われます。 個人的に、高校時代に、ご縁あって 幼馴染の家族(パリに長く駐在しておられたお父様のもと) 「夏の旅行」に誘ってもらい 船、陸路で2週間 「ギリシャ」「トルコ」 を旅したことがあります。 毎日毎日ピアノを弾く日々が普通だった私が こんなに長く、ピアノを離れたのも「はじめて」で しかも、行先が、ギリシャ、トルコ でも、その時のピアノ先生が 「是非、行って、良いものを吸収してきなさい」と おっしゃって下さり パリに住む、幼馴染と、ギリシャ、トルコの歴史を 調べ、数十枚に及ぶ、「家族向け、自作パンフレット」 作り、「その旅」に臨みました。 この時、スペインへは行かなかったわけですが 「ギリシャ」「トルコ」で聴いた 民族舞踊、音楽は、そのまま、 「スペインに関わる作品」(特に私の場合、ピアノ作品) の楽譜の中に、登場してきました。 グラナドス、アルベニス、ファリャをはじめ 近代ピアノ作品の手法(パリで印象派の影響を受けながら得られた) に乗りながら 表現された「スペインの歴史、文化」 には 「ギリシャ、トルコの民族舞踊、踊り」が はっきりと聴かれます。 具体的な楽器や、踊りは、また 作品の紹介などで、あとあと登場する予定ですが このように 「ギリシャ、トルコ」との地中海交易が影響を 及ぼしていたとはっきり感じられた 「スペインに関わる作品」 それは、 前述のように 「フェニキア人、ローマ人、オスマン・トルコ、ロシア帝国 また、シリア、インド ギリシャ、アルジェリア、モロッコ・・・」 という さらに、本当は幅広い範囲と長い年月をかけて 作られてきた、「独自の文化」であることが 調べれば調べるほど、「足跡」が 弾けば弾くほど「楽譜上に」現れてきます。 現在、お書きしているのは、その中で ロマ族由来、現在では、スペインの国家の誇り 世界的に、大成功している音楽分野でもある 「フラメンコ」 その特徴を、歴史を、由来を はっきりとドキュメンタリーで 映画にしている作品を、ご紹介します。 「LATCHO DROM 」  1993年カンヌ国際映画祭「ある視点」部門賞 1996年全米映画批評家協会賞NSFC賞受賞 監督・脚本はアルジェリア出身のトニー・ガトリフ監督。 ご自身 お父さんがフランス人 お母さんがロマ族系のアルジェリア人 インド北西部からエジプト、トルコ、ルーマニア、 ハンガリー、スロヴァキア、フランス、そしてスペイン その足跡と、現在のフラメンコの元になる 踊りと音が、ドキュメンタリーでたんたんと紹介されています。 正直、ここで登場する場所は 自分で足を運ぶには 「ビザ」や、「治安の面」でも 厳しい場所が多いのです。 個人的には それを美しい映像で 「ドキュメンタリー」でみることができて とても、素晴らしい経験になりました。 フランスでは「カンヌ映画祭」作品は 「オタク系」な作品であって、そのうえ「面白い」 と若い層に(特に大学生などが大注目しています) 人気なのですが まさに「カンヌ的」な「新しい発見」の 数々があります。 ※前回ご紹介した「VENGO」と同じ監督の作品です。 それでは、次回は 引き続き スペインに関わる作品 について 「フラメンコ第四弾」 として 「アントニオ・ガデス舞踊団」について 書きたいと思います。 では、また次回お会いしましょう♪ 参考資料  atcho Drom]はジプシー音楽と文化を追いかけた ドキュメンタリー作品。 1993年カンヌ国際映画祭<ある視点>部門賞、 1996年全米映画批評家協会賞NSFC賞を受賞している。 監督・脚本はアルジェリア出身のトニー・ガトリフ。 お父さんがフランス人 お母さんがロマ族系のアルジェリア人 彼は自らの血の源であるロマ(ジプシー)民族を映画に撮り続ける。 例は、ほんの一例ではありますが ここの繋がりや、「引かれ合っている引力」 と、「地中海文明」という 広域の「文明」と「船の時代の世界地図」で 現在の「国境」を越えてみる。 すると 「スペイン作品」と言われている作品群の ルーツに出会うことが出来ると言えると思います。 では、次回は、まずは「フラメンコ」について すこし触れてみたいと思います。 良き週末をお過ごしくださいますように。 いかがお過ごしでしょうか。 前回、「スペイン作品」(クラシックピアノに 関係ある部分で)について 関係のある「3要素」について 書かせていただきました。 今日はその中の1つ 「フラメンコ」 についてすこし書いてみたいと思います。 今では、「フラメンコ」が 「国の芸術」 と思えるほど 素晴らしい昇華をみせています。 国際的に活躍をしている アントニオ・ガデス舞踊団 ホアキン・コルテス(自身、ジプシーのロマ族の出身) フラメンコギターでは、 パコ・デ・ルシア  トマティート はじめ、スターギタリスト をご存じのかたも多いと思いますが とても、日本でも身近な存在です。 また、一方。フラメンコの中で「最も大切なパート」 とスペイン人がいうのは「カンテ」(歌)とも 言われています。 ※「フラメンコ」のリズムは 非常に多種多用なので 長くなるため、またの機会に触れる事にします そして、今日は その「フラメンコ」がいかに 種類が多く、演出の方法も多く試されて 世界中で楽しまれている状態がわかる 「フラメンコTV」というチャンネルを ご紹介させていただきたいと思います。 https://www.youtube.com/channel/UC4HZHzSQafyuCshf_VKDRYA 地元で、フラメンコを見るとなると 「タブラオ」へ行くのが一番「本筋」とは 言われています。 が、 非常に、夜遅くにはじまり、「真打ち」の ダンサーが踊りはじめるのが、「夜中の1時」 などが普通ということは、お聞きになったこともあるかと 思います(笑) それまでの時間 「バル」を何軒も「ハシゴ」して カウンターで「タパス」を食べながら ワインを飲み、シェリーを飲んで オリーブをかじりながら 「あーでもない、こーでもない」と 楽しくおしゃべり♪ →「さーフラメンコ行こう!」 これで、夜の12時近くになっているため 正式な、スペイン人の「楽しみ方」では ちょうどよい「時間帯」でもあります。 ただ、その形式を「略式」にし こちらは、時間関係なく どこでも 楽しめる素晴らしいチャンネルです。 「フラメンコ」を楽しむ番組は ご覧になるとおわかりになる通り 他にもいくつも存在し さらに、幾つも存在するリズムを 練習するための、「アプリケーション」 がスマホ使用者には用意されていて 強迫、弱拍も、テンポも変えて 練習出来るようになっていることも 「最も成功しているジャンル」 といわれる「フラメンコ」の 勢いを感じられるツールの一つです。 では、その「フラメンコ」はどこから どのように来たのかについて 詳しい映画監督の作品についても すこし次回はご紹介したいと思います。 最後までお読みいただきまして ありがとうございました。 素敵な週末をお過ごしくださいますように♪ こんにちは 11月3回目のメルマガになります。 今日は、「スペインに関わる作品について」 音楽、特に 私の場合、ピアニストという立場。 また スペインが題材になっている、その歴史、土地に関係のある ピアノ作品に特化した内容で文章を書かせてもらっています。 具体的には、主に「近代ピアノ作品」という分類で 世界のピアノコンクールの課題曲としても、重要な レパートリーの一つにもなってきている ものを中心にお届けしています。 グラナドス アルベニス、ファリャ、トゥリーナ、モンポウといった これからの時代のリーダーになる可能性のある 作曲家達(20世紀初頭に特に活躍した) 印象派の作曲家達(ドビュッシー、ラヴェル、フォーレ)と 密接にかかわりあって、作曲理論的には その時代のスペインでも、現代でも続く 「音楽家はパリで勉強する」 という伝統を受け継いで、パリで勉強をし 活躍をしていた、グラナドス、アルベニス、ファリャ などの人生についても書きたいと思っています。 当然、これらの作曲家のことを調べると すぐにたどり着く、パリでの修行時代や活躍の話 音楽愛好家の方は 勿論、良くご存知のことでもあります。 そして、日本からみると「スペイン」「フランス」の 関連性は見えにくい感じがするのですが ここまでお書きしてきた通り スペイン王家は「ブルボン家」ルイ王朝の流れが 受け継がれ、現代に至っている経緯も強く影響し 特に、芸術の分野では、「わかりやすく」 両国の伝統が入り混じっています。 そして、地中海交易の影響と共に 港街、スペインで最も古い歴史的な街、「カディス」 ※マニュエル・デ・ファリャの故郷 「マラガ」 ※ピカソの故郷 「バレンシア」 ※「火祭りの踊り」の発祥の地。 バルセロナ ※コロンブスが新大陸発見後 帰還した街。 海からカタルーニャ広場に続く 目抜き通り、「ランブラス通り」はパリの「シャンゼリゼ通り」と 同じく「凱旋」の意味を持つ通り。 アリカンテ ※白い海岸と呼ばれる、海外からの移住者も多い 地方の中心的な街。 そして そして、海からすこし内陸へ入った街。 具体的には、コルドバ、セビリア、グラナダ ロンダ ハエン。といった街 サラゴサ ※画家、ゴヤの故郷 勿論 マドリッド(首都) すこし北ヘ行って サラマンカ(レオン州) ※大学都市で、日本の企業で仕事をしている 方の多くが、ここでスペイン語を学ぶそうです。 また、フランスとの国境に独自の文化をはぐくんでいる 「バスク自治州」 書ききれない程、独自のカラーを持つ 街、村、州が存在します。 しかも、日本では宣伝をあまりしていない (政府観光局を目安に書いています)街 でも フランス、アメリカ、ドイツなどでは 「非常にメジャーな街」 例として バスク地方の 「サン・セバスチャン」 南スペイン アンダルシアの 「マルベーリャ」 「白い海岸地方」の「モライラ」 おそらく「秘境」が まだまだ 存在するのだと思います。 余談ですが バスク地方は 「世界で一番、ミシュランの星を獲得している レストランが数多く密集している所」 としての、ガストロノミックな背景から 世界中から、「食いしん坊」が集まる街としても 有名♪です。 などなど。。 ほとんど、ピアノと関係ない話のようですが 私がCDに収録している、レパートリーのピアノ作品は 全て、列挙させていただいた 「街」「地方」の 歴史に関わっています。 それを考えただけでも その「風土」「歴史」「文明」と 近代ピアノ作品と呼ばれる グラナドス、アルベニス、ファリャ などの作曲家の作品がかかわりが深いか、 それが 「印象派の画家の絵」のように フランスの作曲理論に乗っ取って 「ピアノ作品」として作曲されているか が見えて来ます。 「意識的に」 それが推し進められていたことを 前回書きましたが、その「火付け役」 をした「重要人物」について 次回はお届けしたいと思います。 では また 次回お会いしましょう♪ ピアニスト 細川夏子 今回は、「スペインの音色」を 「意識的に」 「残していくこと」 を、近代ピアノ作品の作曲家に働きかけた 素晴らしい「作曲家」で「音楽学者」である 「フェリペ・ペドレル」(1841-1922) Felipe Pedrell という「重要人物」がテーマです♪ まずは 作品の録音を公開している リセウ劇場(バルセロナ)のページから ご紹介します。 フェリペ・ペドレル作品 ~参考資料~ Els Pirineus de Felip Pedrell Fragmento de "Estic enamorada" Christine Weidinger (soprano) Director de orquesta: Josep Pons https://www.youtube.com/watch?v=N1h92Rcm4lk ※バルセロナ リセウオペラ劇場配信の映像 当時、多くの作品を残し、その後も グラナドス、アルベニス、ファリャはじめ 多数の作曲家を応援されていた人物であり 「スペインの歴史、音楽、音色、舞踊」を 後世に「継承」し「世界に広める」 「価値のあるもの」 として理解し、具体的に「行動」しておられた フェリペ・ペドレルという「作曲家」「音楽学者」 私などは、ピアノを弾く立場として 心から感謝するばかりです。 というのは、この「重要な見識眼を持った人物」である フェリペ・ペドレルがいなかったら 残っていない「楽譜」「リズム」「作曲様式」 が多くあると思われるからです。 それも、各国の「民族舞踊」「民族音楽」では 当然というべきか 伝統的な 「口伝え」が基本で 「五線譜」に残す 「観念」すらなかったわけで 誰もが「口ずさんでいても」 「ピアノはじめ、楽器で演奏できる状態には 昇華してない」 「世界へはばたける」状態ではないわけです。 だから、それを 「世界の共通用語」となっていた 「五線譜」に 「民族舞踊」「民族的な音色」を アレンジし、内在させ、美しい「作品」として 「敢えて」 「作る努力」 これが、大変必要だったわけです。 各国で、こうした「運動」を「使命感をもって」 行っていた人物が、作曲家が存在します。 スペインでは、この「フェリペ・ペドレル」が 現代に繋ぐ、「最重要人物」といわれています。 その「方法」として 「民族舞踊」「口伝えのリズム、歌」を 「そのまま残存」させる形ではなく その時代、多くのスペイン出身作曲家 グラナドス、アルベニス、ファリャが 学んだ パリの「印象派」の時代に使われていた 作曲法をも、「取り込み」 ピアノなど、非常に「高度に成長した鍵盤楽器」の 「表現力」を使って 立体的に、「昇華」させるというものでした。 多くの、フランスの作曲家が、そしてパリ市民が 熱狂し、グラナドス、アルベニス、ファリャなどは 隣国、パリの市民から大変愛され グラナドス、アルベニスは特にピアニストとしても 自作の「スペインに関する作品」を演奏して 流布しながら、大成功を収めていました。 それにより、「レジオン・ドヌール勲章」(名誉市民勲章) ※キュリー夫人はじめ、多くのフランスに貢献した 著名人に与えられてきた勲章。 をフランスから授与されています。 戦争により、「フランス」「スペイン」は非常に微妙な関係で あった中、こうした「音楽上の素晴らしい交流」は 絶えることなく、続いていたことも 「フェリペ・ペドレル」という人の周囲の関係人物を 調べてみると、良く理解することが出来ます。 長くなりました。 今日は ここまで。 次回は、その「スペイン」の「隣国」である「フランス」 「フランス」で「スペインの舞踊形式」を「作品」として 残した、モーリス・ラヴェルについて お届けします。 また 次回お会いしましょう♪ ピアニスト 細川夏子 「スペインに関わる作品について」 (ピアノ弾きとしての見地から♪) 今日は モーリス・ラヴェルについて 書きたいと思います。 モーリス・ラヴェルについて モーリス・ラヴェル(1875-1937) 名曲「ボレロ」を作曲した フランスの作曲家として著名です。 フォーレの後を継ぐ作曲家として 早くから頭角を現し、活躍し続けた 20世紀初頭の大天才です。 更に、ペルルミュテールという大ピアニストが 大変長い間、そのラヴェルの作品を継承すべく 活躍したことも幸いし 細かい、ラヴェル自身の指示が書かれた 「楽譜」が出版されています。 そして、ありがたいことに、ピアノの世界では 非常にわかりやすく、その「表現」「作曲法」が 継承されてきている、作曲家の中の一人でもあります。 このモーリス・ラヴェルという作曲家は フランス側のバスク地方(スペインの自治州、バスク州と隣接) シブールにて、お母さん、バスク人、お父さんスイス人という 環境で育った音楽家です。 バスク地方のサン・ジャン・ド・リュス という街では、現在では ラヴェルの功績を称えて ラヴェル音楽祭が行われ http://www.saint-jean-de-luz.com/fr/decouvrir-saint-jean-de-luz/ スタージュ(8月後半から9月にかけて、毎年行われる講習会) には、多くの音楽家、そして、音楽家を目指す音楽学生が 夏の勉強の場として、訪れます。 また、パリの音楽学生寮(パリ西側の街にある)には 「ラヴェル寮」という名前がついていたりと フランスで音楽を学ぶ学生には、特に「身近」な 名前でありました。 ジャポニズムやパリ万博の影響の濃かった時代の 作曲家で、パリ南西のラヴェルの家 http://www.elle.fr/Deco/Art-decoration/Visite-de-la-maison-musee-de-Maurice-Ravel パリからヴェルサイユ宮殿より更に南西に行ったところに ある、ラヴェルが住んでいた家(現在、美術館になって公開されています) (参考資料:エル・デコレーションのwebページから抜粋) イル・ド・フランス モンフォール・ラモリの詳細、場所 http://www.ville-montfort-l-amaury.fr/  この場所では、日本の浮世絵の作品が多くコレクションされて いることも、日本人として、嬉しい感動でした。 さて、そのラヴェルとスペインの繋がり これは、ここで解説などするまでもなく 「バスク地方」出身という こともあって、スペインの舞曲、リズムを取り入れた 作品を多く残していることも、良く知られています。 「スイスの時計」と 比喩されるように、入り組んで、精密な、美しい 音楽の中に織り込まれた 「スペイン」 故郷、そして、自身の「歴史」 そうした「ルーツ」が フランスの、ガブリエル・フォーレから継承した 作曲法、に乗せて 名曲を多く残してくれました。 「異文化」の音色を取り入れるのが とても上手だった作曲家の一人で 私は、ラヴェルのピアノ協奏曲がレパートリーで あるのですが、1楽章の中にある カデンツァは、また、一方「ジャジー」な要素も強く 驚かされます。 実際に、会うことが出来るなら どんな国の、何かお好きだったのかを伺いたいと 思うほど、ピアノ作品に、その時代の異国の要素が 多く登場し その中で、やはり「スペイン」の香りが 強く、ピアノ組曲「鏡」を弾いていても (勿論「道化師の朝の歌」はスペインですし) 「洋上の小舟」は、おそらくバスクの海で あろうと思われてなりません。 この時代は、戦争もあったこともあり 画家、作曲家はじめ、多くの芸術家が 「作品」の中に、自身の「思い」「葛藤」を 残していて、「言葉」より強くその「メッセージ」が 読み取られます。 ※このあたりは、別機会に書かせていただきます。 では、次回は、ラヴェルの作品の中で スペインの色が濃い作品を次回は 幾つか取り上げてみたいと思います。 また、次回お会いしましょう♪ ピアニスト 細川夏子 12月2回目のメルマガになりました 「スペインに関わる作品について」 今日は、モーリス・ラヴェルという フランスの作曲家について第二弾をお届けします。 前回、第一弾の「ラヴェルとバスクの関係」と 見出しを Twitter(natsukohosokawa )で 書いた所「Maurice Ravel」さんから  なんと フォローがありました。 ???と 驚いて 「アカウント情報」を拝見したところ ラヴェルの作品を残していくための 協会(ラヴェルを愛好するフランス人による) からのフォローでした。 こうして「ピアノを弾くものの見地」から ラヴェルについて、日本語で書くことが 素晴らしい音楽を残してくれた、「エネルギーを 与えてくれた」作曲家へのオマージュであったり 感謝になるのかもしれないと思い これからも積極的に 続けていこうと思いました。 嬉しいですね。。 さて その 第二弾の具体的な 「フランス バスク出身のラヴェルの作品と スペインを表現する作品」 非常に 多く見受けられ フレーズやリズムで取り出せば いたるところに 「スペイン」が登場しています。 そのため ここでは、代表的な作品を まず メルマガで触れてみたいと思います。 4作品取り上げる予定ですが 今回は 2作品をお届けします。 まず 1つ目の作品は 「スペインの時計 」 (18世紀のトレドの町が舞台) 1907年にパリのオデオン座にて初演された作品で フラン=ノアンのファルサ(笑劇)『スペインの時』からの 着想といわれています。 当時のオペラ=コミックの監督が 聴衆に受け入れられるかを疑問に思って 初演は、時を経て1911年になったといわれている作品です。 ※恐らく、この時代のスペイン、フランスの微妙な 関係性によるものかと、個人的には想定しています。 そして2つ目の作品 「ボレロ」 1928年作曲 管弦楽曲 これは 私がここで説明するまでもなく バレエとしても親しまれている  名曲「ボレロ」 映画でも、ドラマでも フィギアスケートでも 世界各国で愛されている  ラヴェルの代表作品です。 スペインの民族的なリズム が終始 繰り返され、そのリズムに乗せて 管弦楽の各パートの特徴を生かした メロディーが奏でられていく形式が 魔法のように、スペインの民族的な踊りの世界に 私たちを引き込んでくれます。 それでは 次回 引き続き 「スペインに関わる作品について」 「ラヴェルとスペインの関係」 第三弾をお届けいたします。 また、次回 メルマガでお会いしましょう♪ 12月3回目のメルマガになりました。 クリスマスシーズン、年末に向けて 街も賑やかになってきましたね。 さて、「スペインに関する作品」は 現在 バスク出身の作曲家 モーリス・ラヴェル(フランス側バスク) について今日は第二弾をお届けします♪ 故郷バスクは、フランス、スペインの国境で ラヴェルの作品、そして人生は 密接に要所要所、スペインの古来の舞曲や 民族的なメロディーと関わりがあり フランスの作曲家 フォーレの影響を強くうけて フランス、スペインの「良いところ」がミックスされて いました。 最愛の実母がバスク出身者であったということも 関係が深いのではと、思わざるをえません。 全部を書ききることは厳しいので 大きく、題名も、題材も 影響を(スペインに関わる様式) 受けたと思われる作品、表現している作品を 4作品 お書きしてます。 今日の2作品は 1908年に初演された 「スペイン狂詩曲 (管弦楽曲」 そして 1932年から1933年に作曲されたとされる 「ドゥルシネア姫に心を寄せるドン・キホーテ」 (オーケストラ伴奏による歌曲連曲) です。 まず 一つ目 「スペイン狂詩曲 管弦楽曲」 第1曲:夜への前奏曲 第2曲:マラゲーニャ 第3曲:ハバネラ 第4曲:祭り 初演は1908年。 自身の作品、1895年二台ピアノのための作品「ハバネラ」が 再度 第3曲「ハバネラ」として再登場をしていることが 注目されている作品です。 また、同時代に活躍していた スペイン出身の作曲家マヌエル・デ・ファリャ は非常に賞賛したという記録が残っています。 参考文献:作曲家別名曲解説ライブラリー ラヴェル(音楽之友社) この時代の音楽作品は 印象派の絵画作品との関係が非常に深いことが 知られており さらに 多くのオーケストラの楽器、 そして 「ピアノ」という 「作曲をする 実際の媒体になる楽器」が 現在とほぼ同じ状態の 「完成形」 に近く進化を遂げ 「音色の陰影」を 「繊細に変化させられる環境」 が整ったことが大きな役割を果たしています。 そして、これが、作曲家に 多大な「インスピレーション」と「エネルギー」を 与えていたこと。 楽譜をみていても、その 「チャレンジ」と「奥行き」が前時代に比較して 深くなっていることが良くわかります。 そして 2つ目の作品。 「ドゥルシネア姫に心を寄せるドン・キホーテ」 (オーケストラ伴奏による歌曲連曲) ※ピアノ伴奏版も存在する。 第1曲「空想的な歌」 第2曲「英雄的な歌(叙事詩風の歌)」 第3曲「酒の歌」 と3曲により構成される作品は 映画「ドン・キホーテ」の劇中歌として コンペティションの形で数名の作曲家に依頼 されていたという経緯のもとに出来上がった作品で 映画には、使われることがなかったものの 1934年 パリ シャトレ座にて初演されたという 作品。 参考文献:作曲家別名曲解説ライブラリー ラヴェル(音楽之友社) フランス バスク出身 モーリス・ラヴェルにとって セルバンテスの「ドン・キホーテ」を表現する作品が 「事実上の最後の作品」となったわけです。 この時代は戦争真っただ中。 フランスバスク出身 スペインと非常に関わりの深かった モーリス・ラヴェルは  1937年 この世を去ります。 この年には、奇しくも スペイン内戦の爆撃が、スペイン・バスク州ビスカヤ県で あった年でもあります。 そして、ご存知 ピカソの作品「ゲルニカ」 (マドリード、ソフィア王妃芸術センター所蔵) が書かれた年になります。 絵画、歴史、音楽の歴史 作曲家の人生 天才達が、もがきながら 各分野で、自分の思いを、葛藤を 描いていたこと。 そして それもこれも、全て「音楽」の力が 美しく昇華してくれました。 この不思議な「パワー」に 感謝するばかりです。。 それでは 次回は この「バスク」という土地出身の 作曲家(スペイン側)サラサーテについて お書きしたいと思います。 寒い日が続きますが お体大切にお過ごしくださいますように♪ ピアニスト 細川夏子 Season's Greeting! クリスマスシーズンになりました 年末をどのようにお過ごしでしょうか。 私は、今年中に終わらせておきたいことを  「緑色」のPost-It に 書いて、パソコンに貼ったところ 「芝生がボーボー生えているような光景」 になっています。 一歩ずつ、なんとか。。。 うーん、頑張ります!(笑) さて、本題です。 本日は 「スペインに関する作品について」 がラヴェルから「バスク地方」スペイン、フランス側 両方に掛かってきた流れから「サラサーテ」になります。 作曲家、バイオリニスト サラサーテ Pablo Martin Meliton de Sarasate y Navascuez, (1844年3月10日 - 1908年9月20日) 自身、素晴らしいバイオリニストであった からこそ出来た バイオリンのテクニックを駆使した 「ツィゴイネルワイゼン」  カルメン幻想曲などで 良くご存知かと思います。 この 作曲家 ヴァイオリン奏者である  サラサーテはまさに 「牛追い祭り」(スペイン3大祭りの一つといわれているお祭り) http://www.spain.info/ja/reportajes/san_fermin_la_fiesta_del_toro.html 参考資料:スペイン政府観光局 毎年、ニュースを賑わせるお祭りの行われる街 「パンプローナ」で1844年生まれました。 個人的に、昔、ジャン=ジャック・カントロフが (パガニーニ国際バイオリンコンクールで優勝し 数々のコンクールに入賞して 活躍した後、指揮者に転身した  ロシア系フランス人 )の大ファンだったので サラサーテの作品を図書館で、CDで多く聴く機会がありました。 ピアニスト ジャック・ルヴィエ氏(横山幸雄さんの先生) とパリ音楽院で近しく、ニースの講習会でも一緒に 教鞭をとられたり、コンサートを開催 CDもデンオンから 何枚も出していて、フランスの近代作品を多く残している バイオリニストです。 オーベルニュ管弦楽団での活躍は、日本でも有名ですが (指揮者として 音楽監督として来日もしています) 「弾き振り」を行ったことが 私には衝撃的で たまたま、このオーベルニュの団員で バイオリンを弾いていた友人に 「どうやってソロと指揮のバランスを取っていたのか」を 間接的に根ほり葉ほり(笑)聞いてもらったりしていました。 ピアノでは、弾き振りは 時々ありますが バイオリンの ピアノよりも、更に(音程がまず自分で作る楽器ですから) 繊細な体の動きやバランスが必要に思われる楽器で 超人的な演奏会は、いまも忘れ得ません。 直接お会い出来たこともあったのですが、そのお話は またの機会に書かせていただきたいと思います。 その ヴァイオリニストの 超人  ハイフェッツなども多くレパートリーで 演奏してきている サラサーテ。 周囲の音楽家への影響、は更に計り知れません。 非常に「独特」のリズム、音、個性を輝かせていた バスク人、サラサーテ。 ロマ族(ジプシー)の特徴 そして、アンダルシア王国の影響 バスクの歴史 パンプローナ、バスクの民族性 そして、ヴァイオリンの独自の技術的な展開 スペインの「ダンス」特に「足さばき」を ピチカートにのせて 音楽に昇華させる技術。 音程にならない、中間の音も、擬音も使って 「表情」をつけるテクニック。 ありとあらゆる 工夫やアイデアがみられて 非常に、感動します。 ラヴェル、サラサーテも、やはり パリで修行時代、学生時代を過ごし 多くの仲間と出会い・・という経緯を辿っています。 私ごとですが、個人的に、「外国人」として  パリ留学を7年していたり、その後も行ったり来たりをして 何らかのかかわりをもってきたたこともあるため 親近感を持っていることもあるのだと思いますが アルベニス、グラナドス、ファリャ なども同様 パリで音楽を学んで自国へ持ち帰った 大先輩達 素晴らしい作曲家の人たちが 「何を考え」「何を思い」「自国に戻って 何を伝えて行こうとしたのか」 「どこで接点を作っていたのか。。。」 ということに 非常に興味を持つと共に、その「経てきた道」 を知ることに 感動を覚えます。 では、次回は、サラサーテの出身 パンプローナ そして、晩年を過ごしていた 「フランス側のバスク」について 書かせていただきます。 今年のメルマガは今回が最後。 2018年、またお会いいたします! 素晴らしい クリスマスシーズン 年末年始をお過ごしくださいますよう お祈り申し上げております。 細川夏子(ピアニスト) 2018年1回目のメルマガをお届けします。 今日は 前回のスペイン側バスクのお話→サラサーテの生まれ故郷 パンプローナ→フランス側 バスク に進みます。 このあたりの街は、日本と国交や(姉妹都市などを含め)観光地としての 関係が乏しいという残念な点があるのですが、フランス、スペインはじめ ヨーロッパの各国からは、親しみをもたれている観光地がひしめいています。 フランス側 バスク 主要な街としては バイヨンヌ、ビアリッツがあります。 まずは、この大きな街から触れたいと思います。 まず、ややこしい地名と歴史について・・ 「フランスのピレネー=アトランティック県に含まれる かつてのバスク地方の北東部を指す名称。北バスク (Pays basque nord、バスク語: Ipar Euskal Herria)とも呼ばれる。」 と、同じ場所なのに バスク語、フランス語、スペイン語 年代によって、呼び名が変わります。 交差点名、停留所名、駅名なども は?と思うような 表記なので(通称であったり 正しく現在の名称であったり) 混乱しやすい場所ですが 土地自体は同じです。 そして 「私はビアリッツより魅力的でより素晴らしい場所をおよそ知らない」(ヴィクトル・ユーゴー) 「2つの浜辺のどちらをとるか人が躊躇するとき、その片方は常にビアリッツである」(サシャ・ギトリ) このような著名人の言葉が残っているように ビアリッツで過ごすことを愛した人は、非常に多く スペイン側の「サン・セバスチャン」」という名前を聴くと 「エーーサン・セバスチャン??」と 「夢のような表情」をする人が多いことと同じく フランス側のビアリッツは フランス人にとって あるいみ、特別な街となっています。 また。 近代以降のリトグラフ、デッサン画などにも 頻繁に登場する、「美しいリゾート」 「イケてる海岸」の存在する場所です。 スペイン側のサン・セバスチャンは、地元情報によれば ※ミシュランの星が世界一、密集している場所 地価が近年高騰し、すこし近い(車で1時間ほど) ビルバオに移っている人が多いという 程、現在更に人気が高まっているそうです。 そして、ビアリッツも、サーフィンにも良い風が吹くこともあり 9世紀ころ捕鯨船で栄えた港→王侯貴族のリゾート という歴史を経て、現在も、美味しいチョコレートや ハム、ワイン、お料理も含め 美しい景色と気候の良さで、大人気の街です。 ここで、過ごしたり、バカンスを過ごしてインスピレーションを 得ていた芸術家は数知れず そういう視点で、非常に興味深い土地であることが いえると思います。 https://www.youtube.com/watch?v=JYwUUDdYi9I&feature=youtu.be(英語) ビルバオ、サン・セバスチャン(スペインバスク) ビアリッツ バイヨンヌ(フランスバスク) 参考動画:ヨーロッパ中を案内するyou-tube動画を配信している Rick Steveさんという方のページをお借りしました フランス人は、バカンス期間が長いことで 知られていますが、6月になって、7月からのバカンスを どこで過ごすか。。という話題で持ちきりになった時 フランス人の中で「ビアリッツ」 「サン・マロ」「カンヌ」「ニース」という場所は フランスの中でも、バカンス地として 非常に特別な意味を持っていて 「スノッブ」な人の象徴というような ブランド的地域でもあることがわかります。 また、パリからの便が、頻繁に出ているため 国内旅行のような手軽さで行ける場所であり 船の時代の、栄えた港が、更に飛行機で便利に なっている場所でもあります。 バイヨンヌービアリッツ→ビルバオ→サン・セバスチャン は車やバス(スペインはとても豪華で便利なバスが各都市間を 走っていますので) でこの地域での足としておすすめです。 ワインも、シードルワインもビオで高品質なものがあり 日本では、ナショナル田園(田園調布にあるナショナルスーパー) で、常時手に入れることが出来ます。 ※スペイン人と暮らしていた時に、(ホームステイでNHKのスペイン語講座の 先生が実家にいらしたことがありました)探し回った際 ナショナルスーパーは、都内の外国製品を扱うお店の中でも スペインの食料品が 日常的なお値段で、身近にあることが わかりました。 そして、バスクのものは、やはり、現在も、ナショナルスーパー しかも、田園調布が常時置いてあるという インポーターの会社の 方のお話でした。 ちなみに、バスクのシードルワインを、私はお歳暮にしました♪ それでは、次回は、「スペイン人は情熱的なのか??」 という題名でお届けします! では また 次回 お会いしましょう! 今日は、「スペイン人は情熱的なのか」という 内容でお届けいたします♪ 結論から言って・・・ 「人それぞれ」     個人的な見解でありますが、スペイン人の知人 一緒に住んでいたスペイン人、その友達。 パリに住んでいた時の同級生。 旅で出会ったスペイン人。 そもそも、フランス人とスペイン人 スペイン人とロシア人 スペイン人とアラブ人 混じって国際結婚も普通で 隣国へも、1時間、遠くても3時間くらいの 場所にあり、移住も「普通」 だって、考えてもみたら 1時間といえば 東京駅ー横浜 東京駅ー埼玉 くらいの距離であり ラテン系の国の言葉(スペイン、フランス、イタリア)は ロマンス語と言われて、同じ系統の言葉で、 「東京の言葉、関西の言葉、東北の言葉」の 違い位にしか思えない「似た言葉」で 「言葉がわからないから、関西行かない」とか 言いませんよね(笑) 東京都、横浜の 「境」って 考えて生活してますか?? 同じ親族、東京の人だけなんて人、いますか? というそんな状況だということは 皆さん ご存知の通りです♪ スペイン、フランス、イタリア、などなど EUになってからは、更にその近さが進んでいるわけです。 古代のスペインは、アラブ人、イスラム教の支配が 広かったり、ローマ帝国の影響が色濃く その「流動的な」 「まじりあい」を フランス人は、学校時代に いかに教わるのか。 現代からさかのぼって 「この国境が出来たのは、〇〇があったから」 という形式の上で 「この場所は、この出来事で統治下がこうなりました」 と、繰り返して、他国とのまじりあいや 影響を覚えて行くのだと、フランス人の友人に 教えてもらいました。 だから、アメリカ大陸の人たちや アジアの国のトップの人がテレビなどで 発言していることを聴いて 「ちょっと、歴史を勉強してもらえますか??」と その、ややこしい大陸の歴史ヘの理解を 求めている人が、個人的な印象ですが 非常に多いのです。 、、、と話は飛びましたが その情熱的なのか。。ということを EU世代としては、「人それぞれ」 「キャッチフレーズで使われているメディア語なのでは?」 と個人的に思いますが、すこし前の 世代はどう感じていたのでしょうか。 ロシア インド スペイン フランス 現地に赴いての取材、調査をしたうえで 多くの著書を発表。 サルトルとも親交があったといわれる 「ゴヤ」全4巻の著者である堀田善衞氏の 著書によれば 堀田氏の見解として 広辞苑の文章を参照しながら 「情熱的とは、スペイン人を気を悪くさせるのではないか。。」 とまで否定されております。 その背景には、言葉を大切にする 作家であるということも勿論あり 「情熱」という言葉の「学問的な解明」が 遅れているということや、対立があるようでした。 ご自身の、見解をはっきりと伝えておきたい という、気持ちも感じられ、しかも 絵画を鑑賞するにあたり、そして、特に ゴヤのように、王室の「心情」を 伝えたり、揶揄するような作品も残していた メンタリティーの画家の研究をされるにあたり その「良く言われる表現」と 一線を画して、自分の見解をはっきり されていたのでは、、と 個人的には考えています。 参考資料は↓こちらに記載しました。 堀田氏の、 1977年に簡潔した「ゴヤ」 はkindle版でも読めます。 圧巻の情報量と「目にうろこ」な 「既成概念」をブチ壊してくれる 現実の 1960-70年代 スペインがあります。 それでは、 今日はここまで♪ 次回は、音楽に戻って 「スペイン古来のリズム」について 触れて行きたいと思います。 ~参考資料~ ゴヤ スペイン・光と影 (集英社文庫) 1977年完結 全4巻 堀田善衞 https://www.amazon.co.jp/%E3%82%B4%E3%83%A4-I-%E3%82%B9%E3%83%9A%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%BB%E5%85%89%E3%81%A8%E5%BD%B1-%E9%9B%86%E8%8B%B1%E7%A4%BE%E6%96%87%E5%BA%AB-%E5%A0%80%E7%94%B0%E5%96%84%E8%A1%9E-ebook/dp/B00VDZGNAC/ref=sr_1_2?ie=UTF8&qid=1515809302&sr=8-2&keywords=%E3%82%B4%E3%83%A4 堀田善衞氏  wikipedia より https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A0%80%E7%94%B0%E5%96%84%E8%A1%9B 〈気持〉〈心持〉のような,人間の心理状態の受動的で主観的な側面をいう。感情には,〈明るい気分〉〈けだるい気分〉〈気分が良い・悪い〉と言われる場合の気分のように,身体の生理的状態の意識への反映と思われる微弱だが持続的なものから,漠然とした快・不快感,激しい欲情や嫌悪感,〈躍り上がって喜ぶ〉とか〈涙を流して悲しむ〉といった身体的表出をともなう激しい情動,ある種の欲望に似た強く持続的な情熱,さらに宗教的感情のようなある種の価値への畏敬の感情にいたるまで実に多様な心的状態が含まれる。いずれもわれわれにとってきわめて身近なものでありながら,この感情の学問的解明は遅れており,相互に対立し合うさまざまな説明が与えられている。… ※「情熱」について言及している用語解説の一部を掲載しています。 出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版 こんにちは、ピアニストの細川夏子です。 オフィシャルメールマガジン、今日も元気にお届けします。 台風、台風と日本列島、賑やかな気候が続きますが 皆様、おかわりなくお過ごしでしょうか。 さて、私は、そんな台風の合間に 9月6・7日と 新しいCDの収録を行ってまいりました。 以前、お知らせをいたしました通り、株式会社マイスターミュージックの 平井社長、スタインウェイの調律師さんである、渡辺幹雄さん、そして 録音のアシスタントをされている、マイスターミュージックの小畑さん。 最前線の専門家の方々に、がっちりと支えていただきました。 そのうえ、録音のため、多くの機器を止めていただいたり、 (電気音が入るので空調も 一旦停止したり、掃除の音も停止していただいたりと) ホールの、館山、南総文化ホールの方々にも、多大なご協力を していただき、改めて、皆で作る作品なのだと、実感しました。 そんな、素晴らしいプロジェクトで、進みました収録。 11月25日に、店頭に、そしてインターネットでも発売が決まりました。 内容や、タイトルなど、進み次第、こちらでも、お伝えしていきたいと 思っています。 ご存じの方も多いかと思いますが、マイスターミュージックの録音は 世界で二台しか存在しない、貴重なマイクによる録音で 大変高性能なハイレゾ録音です。 ドイツの録音技術の、国家資格である「マイスター」を 日本人ではじめて取得された 平井社長は、業界でも有名な方で 楽譜の内容も、細かくチェックしながらの録音は 私にとっても、新鮮で、大変興味深く 新たな自分を、引き出していただいた感じがしました。 2014年に発売しました、「恋は魔術師」は、スペインのピアノ作品の中でも 特に「フラメンコ」を主題にした作品を、中心にすえた内容で お楽しみいただきました。 第二作目になる、CDは、同じく、スペインのピアノ作品集になりますが テーマを「古くから伝わる、民謡、民衆の踊り」をテーマに 美しい作品を集めています。 先程、曲順を決めたところで タイトルも、近いうちにお知らせできることと思っています。 スペインの作曲家、グラナドス。没後100周年である、2016年。 勿論!グラナドスの作品も多く、収録していますので どうぞ、お楽しみに・・・ 季節の変わり目、どうぞ、皆様、お体大切に お過ごしくださいますように。 また、次回のメルマガでお目に掛かります。 細川夏子 皆様 こんにちは すっかり朝晩は冷え込む季節になりましたが いかがお過ごしでしょうか。 さて、ここ数年に渡って 集中して取り組ませていただいてきました スペイン国民学派の、作曲家。 グラナドス、アルベニス、ファリャ。 2014年には、スペイン大使館、日本演奏連盟の後援をいただいて リサイタル。 また、皆様にも お聴きいただきましたCD「恋は魔術師」がライブ版で 発売されました。 今年は、いよいよ、第二弾となる、 アルベニス「入り江のざわめき」 がマイスターミュージックより 発売になります。 タワーレコード渋谷店 イベントは来年1月21日(土)15時です。 ※どうぞ足をお運び下さいますよう,よろしくお願いいたします。 詳細は、後日、お知らせ予定です。 さきがけて、昨日、11月18日発刊 クラシック情報誌「ぶらあぼ」で 音楽ライター飯田有紗さん、編集チームによる、素晴らしいインタビュー記事を 掲載していただいていますので、ご紹介いたします。 ぶらあぼは、全国、コンサートホール、楽器店で 現在12月号、無料配布中。 ウェブ版 http://spice.eplus.jp/articles/88850 facebook?twitter?お持ちの方は、シェア、いいね ご参加いただけましたら、幸いです! CD 店頭お取り扱い店 タワーレコード 渋谷 新宿 池袋 秋葉原 横浜ビブレ店 銀座山野楽器  HMV 新星堂 ビックカメラ、ヨドバシカメラはじめ 店頭にない場合も、お取り扱いがあります。 発売元 株式会社 マイスターミュージック 季節の変わり目、お体大切にお過ごし下さいますように。 また、次回のメルマガでお目に掛かります。 皆様、かなり寒くなってまいりましたが おかわりなくお過ごしでしょうか。 さて、いよいよCD アルベニス/浜辺のざわめき 本日発売が開始されました。 すでに、お買い求めいただいた方 これからの方、イベントで1月21日にご購入される方 皆様に、地中海、大西洋の海沿いのスペインの情景を 楽しみにいただけたらとても嬉しいです。 タワーレコード渋谷店に、数日前伺いましたが ちょうど、店内でCDをかけていた後だったそうで イベント情報は、HPに更新されていました。 ご案内、こちらです。 http://tower.jp/store/event/2017/01/003017 12月号?ぶらあぼは?CD店のレジ付近に置いてあります。 どうぞお手に取ってお読み下さい。 http://ebravo.jp/archives/30530?ウェブ版? 全文お読みいただけます。 CDの中で 発売元である、マイスター・ミュージックの社長であり、今回 収録を行った、平井義也社長の、1押し曲は?アルベニス/タンゴ アルゼンチンタンゴが出来る以前に、スペイン古来のハバネラ調 南国ムードが漂う、魅力的な小品です。 ※アマゾン店では、発売と同時にたくさんお買い求めいただき ありがとうございました。現在、すでに売り切れになってしまい ご迷惑をお掛けし、お詫びもうしあげます。 https://www.amazon.co.jp/%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%99%E3%83%8B%E3%82%B9-%E5%85%A5%E3%82%8A%E6%B1%9F%E3%81%AE%E3%81%96%E3%82%8F%E3%82%81%E3%81%8D-%E3%82%B9%E3%83%9A%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%94%E3%82%A2%E3%83%8E%E5%90%8D%E6%9B%B2%E9%9B%86-%E7%B4%B0%E5%B7%9D%E5%A4%8F%E5%AD%90/dp/B01MEDDZ5Z/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1480046299&sr=8-1&keywords=%E7%B4%B0%E5%B7%9D%E5%A4%8F%E5%AD%90 タワーレコード、渋谷、新宿、池袋、秋葉原、横浜ビブレ店。 銀座山野楽器本店をはじめ、ヨドバシカメラ、ビックカメラ、HMV、新星堂 全店で、お取り扱いがはじまりました。 スペインで、フランスで活躍した、アルベニス、グラナドスの 愛すべき小品、名曲の数々。 お楽しみにいただけますように。。。 そして、どうぞ、皆様、季節柄、どうぞ お体大切にお過ごしくださいますように。 また、次回のメルマガでお目に掛かります。 紅葉、銀杏の葉の落ち葉が美しい昨今 皆様おかわりなくお過ごしでいらっしゃいますでしょうか。 CDをご購入いただきました、皆様?これからご購入いただきます方もいらっしゃると 思いますが、この度は?本当にありがとうございます。 そして、2017年1月21日、タワーレコードイベント(下記にご案内記載しました) 準備を進めてまいりますので、おわすれなく、日程のチェックを どうぞ!お願いいたします。 先日、ふらっと、表参道のカワイへ行き レコード芸術と、音楽の友を購入してきました。 すると、!!!! 来月号、今月発売の1月号に、レコード芸術?CD月評が掲載される との予告が、書いてあるではありませんか! これまで、リサイタル時に批評ページに掲載をしていただいて きましたが、CDは?2014年の?CDジャーナル、そして、今回 CDジャーナル、レコード芸術と掲載予定なのだそうです。 CD業界は、二作目、新人のため、気持ちひきしめて まいりたいと思います。 また、今回、何より、やはり! CDを聴いていただく皆さんに 楽しんでいただけたら、と切に願ってます。 さて、話は本題に戻ります。 今回、CDをお聴きになられた方から、どういう気持ちで?演奏しているのか ということを、質問されることが多かったので、すこし書いてみたいと思います。 「男心」「女心」 これが?風景の描写と共に、メロディーラインを歌うのに とても工夫をしていた点でした。 アルベニス/入り江のざわめき??スペインピアノ名曲集??(株)マイスターミュージック に収録している、例として、2曲目、グラナダ?コルドバ 男性の恋心を、スペインのアルハンブラ宮殿などの見える 丘で、また、美しいスペイン女性を思いながら?歌う男性の気持ちが テーマであると、思っています。 そして 具体的には、総合的に?オーケストラ、舞台、ストーリー、メロディー、セリフ、演出、踊り 全てで表現をされている、オペラ。? また、アルベニス、グラナドス、ファリャ?という3作曲家?スペイン国民楽派の作曲家が 影響を受けた、フランスの作曲家の、作品(私は、歌曲の伴奏法を?専門にしているピアニストでも ありますので、やはり、フォーレ、ドビュッシー?ラヴェルなどの作品から)? 20世紀初頭の?男心の表現を、推測し、じっくり観察してみます。 というのも、女性である、私には、想像も出来ない、世界がある(笑) この?グラナダ、コルドバを弾いて思えたからでした。 具体的には オペラのアリア、歌曲集?? 自分が伴奏をしてきたものばかりですが 「うたってみる」 そして?「オペラのビデオをみて観察する」? そこからヒントを得て?→ピアノ曲の楽譜から、歌詞と情景を?具体化する。 ということを、歩きながら、していました。 そして、しっくりいったもので、弾いて見る。収録する。 実際に、収録のホールで、録音を確認しながら、変更も必要な ところは加え、最終的にチェックする。 という流れです。 たくさんの?参考にさせていただいた?オペラ、歌曲の中で、一つビデオをご紹介します。 https://www.youtube.com/watch?v=V1dafrlt10w ドイツ出身の、国際的なオペラ歌手、カウフマン。 ロイヤルオペラのオフィシャルページの、「カルメン」です。 ? 皆様?ご存じの?有名なアリア フラワー・ソング 花の歌 カルメンに捨てられた ドン・ホセ でも カルメンに愛を更に表現します。 全てをすてて、カルメンに尽くして来たのに。。 と、かつての軍隊にいた時に、かっこうよさ もかげなく、美貌も崩れて来ていますあせる そんな 場面です。 少し,はかなげで、優しい 男性の心理の1部分 私は、女性なので なるほど、、、と、?大変勉強になるわけです。 (20世紀初頭の男性は、また、現在の男性とは 違うのかもしれませんが、一コマとして?表現として理解して行きます。) 今日は、収録までの、経過と、解釈の1つとして 「男心?女心」をお届けしました。 ハイレゾ録音も 今回、初体験でしたので、 その状況も、次回、お届けの予定です。 ~CD情報~ アルベニス/入り江のざわめき?スペインピアノ名曲集??ピアノ:細川夏子 マイスターミュージックより?全国CD店で発売中 タワーレコード渋谷では?ライブがあり、現在、準備中?どうぞお近くの方は 足をお運びください。 http://tower.jp/store/event/2017/01/003017?2017年1月21日(土)15時?ミニライブ 寒さ厳しい季節 お体大切に?お過ごし下さいますように 心よりお祈りもうしあげております。 細川夏子 2014年 バル・デ・エスパーニャ (世田谷FM)ゲスト出演させていただいた 時の資料を記載しています 以下 世田谷FM様 資料提供 9月15日(月)11時半~FM世田谷  http://www.fmsetagaya.com/  ゲストで出演してきました 月曜日:バル・デ・エスパーニャ  ~灼熱の太陽と情熱の国。食・美術・建築・芸術・スポーツと文化に溢れた国、スペインを特集。 内容(ほぼこのような内容)をアップします。 普段、HPなどでも書いて居ない内容ですので 面白いかと思っています。 挨拶:こんにちは こんにちは 今日はよろしくおねがいします! 質問コーナー Qそもそも細川さんとスペイン楽曲との出会いは? ごく、まだ私が小さいころです。物心つかないうちから、スペイン人歌手のモンセラット・カバリエ、テレサ・ベルガンサ、三大テノールとして、皆さんもご存じのスペイン人歌手、ホセ・カレラスとプラシド・ドミンゴ、また、スペインの伝説のギタリスト、ナルシソ・イエペスのレコードを母がエンドレスで流していましたから、もう、小学校にあがった頃には、メロディーをそらで歌える程でした。 Qこの日西コンサート開催のきっかけとは? はい、まず、2013年から2014年にかけて、「日本とスペインの交流400周年記念」という記念の年を迎えていました。 ですので、コンサートの中で弾いてきたスペイン作品を、 自分なりにまとめてみようと、思ったことがきっかけでした。 Q当日はどんなプログラムを演奏したんですか?~スペインの近代音楽家3名の楽曲 今回、コンサートでは、ファリャ、グラナドス、アルベニスの作品から有名な曲を選んで演奏しました Q具体的に、スペインの作曲家とはどんな方がいますか?グラナドス・ファリャ・アルベニス スペインの作曲家で「ピアノ作品」を残している作曲家としてはクラシック、モンポウ、トゥリーナ ファリャ、グラナドス アルベニス、ロドリーゴ、モンサルバーチェ という作曲家がいます。 世界にスペインの民族音楽を広めたという意味でこの5人の功績はとても大きいと思います。 Qスペイン作曲家たちの楽曲の特徴とは? 実際に演奏して、細川さん自身はどんなふうに感じていますか? はい、まず、メロディーラインがとて綺麗で、リズムが楽しく、力強さと優雅さが混じっている事だとおもいます。まだ無名なスペインの曲を弾いていると、本当にわくわくします。 また、スペイン出身の作曲家であるアルベニス、ファリャやグラナドス、トゥリーナ、モンボウはパリで、ドビュッシー、ラベルなどの印象派の作曲家の作品から勉強していますので、そこ、ここにドビュッシーヤラヴェルの曲を感じられて、フランス、スペインの良さが楽しめることも魅力なのかなとおもっています。 栗原: 今回そのコンサートの音源がライブCDとして発売になりました。 細川夏子さんのファーストアルバム、「恋は魔術師」というタイトルで、 現在タワーレコード、銀座ヤマハ、Amazonで¥2500(税抜)で発売中です。 実は細川さんにとってこれが初めてのCDなんです。 Q今回のコンサートの音源をCD化しようと思った理由は? コンサートの際、お客様から寄せられらた反応・感想はいかがでしたか? これまでライブで、綺麗に調律されたピアノがホールに響き渡る音が何より美しいと思っていて、それを再現を出来るものだろうかと、録音をあまり信じていなかったのと、、「CDを作る」いうこと自体、過去を振り返る作業で、先に進めなくなりそうに思っていたのですか、CD制作が過去に戻る作業ではなくて、音を次の世代に伝えられる「前に進む作業なんだ」という事も、今回、CDを作る作業から、CDが出来てみて、みなさんに喜んでいただいているところを見て、とても良い経験をし、又、良い勉強になりました。 QCDを制作する上でこだわった点は? ・選曲 ・ジャケット はい、まず、「CDの長さ」にこだわりました。 クラシックのCDは短くても「60分」位。すごく好きなCDでも、全部通して頻繁に聴くことは、殆んどないのはなぜなんだろうと・・とずっと思っていました。 せっかく作って、そうなるのは嫌だなあ。。と、またある程度、繰り返してきいてもらうことで、曲も覚えてもらえると思っていましたので 思いきって「40分位」になるよう、曲も絞りました。 テーマは「踊り」です。 そして 次に、こだわったのは、ジャケットです。 「家のどこにでも置いて絵になるもの」にしたかったので まず希望のデザインを、かなえてくれるデザイナーの人をを探し、 そして、そのデザイナーの方に、ピカソのリトグラフの「闘牛」の画像を数枚お渡しして どこから見ても「スペインの音楽」とわかるようにとお願いしました。 すると、デザイナーの方が、「スペイン音楽とわかるもの」に加えて 可愛いピアノを加えてくれて「どこから見てもスペインのピアノ曲」とわかるように して下さったんです。 栗原: そして発売記念のインストアライブが来月予定されています。 10月12日(日)15時スタート 渋谷タワーレコード 7階 クラシック売り場イベントスペース ファーストアルバム「恋の魔術師」発売記念 ライブ&サイン会 Q当日のライブはどんな内容になりますか?意気込みなどお聞かせ下さい。 タワーレコードのイベントは、4曲まず演奏して、そのあと、握手とサイン会をすることになっています。昔からタワーレコードは、大好きな場所ですし、学校の帰り道に、タワーレコード渋谷に立ち寄り、そこで活躍しているアーティストや世界の演奏家の存在をじかに感じられ、とても元気をもらって来ました。 だから、今回タワーレコード渋谷店のイベントは、「スペインパワー」で盛り上げたいと思っています。 どうぞ皆さん遊びにきてください! Q最後に今後の活動予定や、展望についてお聞かせ下さい。 はい、まず5日後になりますが、「20日」発売の「ムジカノーバ」というピアノ専門誌にインタビューが載ります。 そして、CD「恋は魔術師」がアマゾンMP3 I-tune での世界配信がはじまります。 最終的には、一曲ずつダウンロードが出来るように計画しています。 そして、10月12日は先程ご紹介いただきましたように、タワーレコード渋谷でのミニライブとサイン会があります。 そして最後に、今後の展望ですが、作曲家が残した作品を正しく理解して弾くことがやはり、ピアニストのとても大切な唯一の役割で仕事ですので、、これからも、ずっと、有名、無名に関わらず、素敵な作品に取り組み続けて、舞台で演奏して、さらに、CDでも残していけるピアニストでいたいとおもっています。 それでは、その発売中のCD「恋は魔術師」から1曲お聞きしながらお別れします。 (細川さんから曲紹介をお願いします。) 「ファリャ 作曲 バレエ音楽 恋は魔術師より パントマイム」 今日はありがとうございました。 1、ピアノメーカーについて 日本には素晴らしいピアノメーカーがあり ヤマハ、カワイ 私は、日本人ですから 勿論、小さい頃から 親しんできたメーカーです。 そして、パリに留学していた7年間の間 エコール・ノルマル音楽院という母校には カワイのグランドピアノ、ヤマハのグランドピアノが ありました。 そして、ピアノをかりる、レンタルスタジオでも ヤマハ、カワイが置かれており パリジャン、パリジェンヌにも、「安定の大人気」の 「世界のピアノメーカー」 であることは、間違いありませんでした。 そして、それと一緒に、フランスでは プレイエル、エラール という二大メーカーが、存在し 現代では、新しいものが作られていないことは 残念ですが、各地のホール、サロンには プレイエル、エラールが多く置かれています。 ※プレイエルは、「サル・プレイエル」というホールもあるので ご存知のかたも多いかと思います。 例えば、「ボレロ」を書いたことで知られる モーリス・ラヴェル は「エラール」を 使っていたようです。 それと、同時に、やはり、世界のメーカーといえば 「スタインウェイピアノ」 ホールで、国際コンクールで、歴代のピアニストのお気に入りとして 間違いなく「世界一のブランド」として 最前線を走って来たメーカーです。 「スタインウェイピアノをホールで弾けること」 これが、音楽大学の学生にとって 大きなモチベーションになり 「本番でスタインウェイを弾く」 ことが、練習のモチベーションになって いる事実も、「ピアノ業界」の多くの人が 語られていることの一つです。 さて、その「スタインウェイピアノ」 ホール、リハーサルスタジオ、サロン、録音スタジオで 弾くことができる、「世界一のピアノメーカー」 といわれるピアノ。 どのような歴史があるのでしょうか。 br/> 文章の著作権は、細川夏子になります。 内容の転載などは、是非、下記にご一報お願い申し上げます。 Email:webmaster@ongakukogen.com

~ピアノについてもお届けします~メルマガでお届けしてきた内容を こちらにもご紹介いたします。 皆様 いかがお過ごしでしょうか。 今日のメルマガは 「ピアノ作品の背景を調べること」 についてお届けします。 ピアノでは、主に 西洋の作品を弾くことが多く 言語も文化も宗教も そして、歴史も 日本とは大きくことなっている 国々の作曲家の 作品を演奏することになります。 「楽譜」自体は ありがたいことに 「五線譜」でピアノの場合 統一されています。 「作曲の理論」も 音楽高校や大学で 学べる内容で かなりわかるように 書かれていて それに加えて 「民族的な特殊な 音楽」を、調べて いけばよいわけです。 そして おそらく ピアノの専門的な レッスンを受けられて いらっしゃる方々であれば 何度も、レッスンなどで 「この作品は、いつ どのような目的にで 作曲されたのか」 といった質問に 答える必要があった 経験があるかと思います。 ・歴史の関係 ・文化の関係 (言語・絵画を含む) ・宗教の関係 作曲家の生きていた 時代、その国の状況、歴史 言語、文化 または、美術作品 舞曲との関係 そういった、「テーマ」 が一般に、幾つも 考えられるわけです。 そこを、ピアノを 弾くことと一緒に 楽しんで♪ 掘り下げていけることは 大きな収穫になります。 そして、 多くの人たちと 素晴らしい音楽を 享受しあえる 大変に感動的な 経験になります。 友人で、パリ大学の ソルボンヌで美術史を 専攻していた人にも 随分、お世話になり どういう勉強を大学で しているのかも教えて もらいました。 美術の世界でも 論文を書き 面接を受け次の 段階にステップアップ する際には 「宗教的・歴史的意味」を 聖書の一節などを引用 しながら、解説を 求められるのだそうです。 ピアノでは、それを 理解した上での プログラミングで コンサートプログラムを 組むことを求められていました。 ※私のいた、エコール・ノルマル 音楽院の場合。 壇上で、説明することは 必要ありませんが 「わかっているのかいないのか。。」 は、演奏を聴けばわかるわけで 上級クラスでは コンサートプログラムの センスも、審査される つまり、 歴史、文化、言語、美術との 関係といった、「作品の背景」は 「常識」であり 「礼儀」の一つ という意味あいがあるわけです。 ※試験は、外部から、シークレットで 当日、招待された 批評家や演奏家が審査員に なる形式。 また、一方「課題曲」が 「カトリックの教えを説くもの」 である場合 他の宗教の敬虔な信者の 国の人は「試験を辞退」する ということが起きたりもしますし ご存じの通り、東側の西洋では 政府が厳しく、西側での 活動を制限している国も 存在します。 そのため、「聖書の色合いの濃い作品」 「カトリックに深く傾倒している作曲家」 の作品が、出版されていることも 多くあります。 そういう国の人達に会うと 私が、その作品の楽譜を持っていたり 弾いていたりすると 取り囲まれて 「見せて欲しい」と楽譜の争奪戦に なることがありました。 宗教の繋がりや美しい世界 その一方、宗教間の戦いも 多いことは、皆様ご存じの通りですし また、歴史と一緒に 宗教の生活規範や、考え方などは 生活に密着して、習慣として 残っています。 そうした、「歴史」や 「宗教」について 「ピアノとの関係」と一緒に 知っていくことは 大変に、興味深い事に 思えます。 「ピアノの背景について知ること」 と題して 今日は「宗教と歴史」について すこし、書かせていただきました。 次回は 「ピアノの背景について知ること」 の中の一つ 「言語と文化」について お届け致します。 今日もメルマガを最後まで お読みいただき ありがとうございました♪ 素敵な週末を お過ごしくださいますように。 また、次回のメルマガでお目に掛かります。 7月最終週 皆様 いかがお過ごしでしょうか。 今日のメルマガは 「ピアノ作品の背景を調べること」 の中で 「言語」について お届けします♪ 前回 「作品の背景について知ること」 についてお届けしました そして ・歴史の関係 ・文化の関係 (言語・絵画を含む) ・宗教の関係 上記のような、内容が 作曲理論(音楽の専門の学校では 当然教えてもらえる内容のため ここでは、省略しました) の他に、ピアノの演奏に 不可欠であることを 書きました。 そして、知ることにより 深まれば深まるほど 世界が拡がり 楽しい♪作業であること も書かせていただきました。 そして 「言語」 これは、多くの先輩演奏家の 方々から、「早々に身につけるように」 と、私自身は教えを受け 工夫をしてきた部分です。 では、それがなぜか・・ わかりやすく、教えてくれた 先輩の言葉をお借りします。 恩師で、ピアニストの フランス・クリダのクラスの 授業で、ポルトガル人のとても 素晴らしいピアニストが 演奏家クラスにいました。 そして、 パリは17区、マルゼルブ地区の エコール・ノルマル音楽院。 留学して初回のレッスン そのポルトガル人男性の先輩も 近い国からとはいえ ポルトガルからの「留学生」で 「外国人」として、留学当初の話を してくれました。 「フランス・クリダ先生は 何でも弾ける先生だから フランス語があまりわからない時も レッスンでは言葉の問題を あまり感じなかった。 でも フランス語をわかるように なればなるほど そのレッスンの 内容に深みが増して、 更に レッスンから吸収出来るものが 増えるのが、わかったんだよ。」 初レッスンで 右手と右足が一緒に出てしまうような 状態でいた私に シンプルに 「まっすぐ」に 響く言葉でした。 そして、その先輩の言う通り フランス・クリダ先生の 「作曲家のこと、作品のことを 良く理解することが大切なのだ」 という、信念。 その教え、その内容を こちらの吸収度に 応じて、増やして下さる様子が わかりました。 また 作曲家、「本人の世界観」を知るためにも やはり、その人が、話していた 「言葉」を知りたいですし 「旋律」は、「言葉」を想定して 書かれている場合も多いのです。 一方  ネット上には、各劇場の、資料が 公開されています。 だから、知りたいことを PDFで落として、読むことが 可能ですし 世界のどこにいても 多くの情報が 入ってきます。 私自身 個人的に、資料の少ない近代作品を 演奏することが多いため プログラムを作ったり 資料を作る際にも 大変に、ありがたく利用 させていただいています♪ そのため そういった意味で 「言語」に親しんでいることが その「作品」に馴染むことが 出来る「カギ」の場合もあります。 そんな意味で 「作品の背景を知ること」 の一つとして 今日は 「言語」についてお届けしました♪ 次回は 「作品の背景について知ること」 「文化」を お届け致します。 今日もメルマガを最後まで お読みいただき ありがとうございました♪ 素敵な週末を お過ごしくださいますように。 また、次回のメルマガでお目に掛かります。 皆様 いよいよ夏も本番 8月になりましたが いかがお過ごしでしょうか。 さて、ピアノの 「作品の背景について知ること」 について、歴史、言語、宗教、 連続してお届けしてきましたが もうひとつ 今日は 「ピアノ作品と文化」を お届けしたいと思います♪ 「文化」と一口にいっても 多くの分野がありますが メルマガでお伝えしたい大きなところ また、字数に限りがあるなかで 最小限で 「ピアノ作品、演奏に関わってくる文化」 を考えたいと思います。 ずばり 「多分野の芸術との関連」 が一番大きな要素 だと考えられます。 ・美術 ・文学 この2分野から非常に多くの作品が 生まれています。 はたまた「美術」「文学」を 源泉にしている「作品」 そこから 「インスピレーションを得た作品」 小説家、画家、彫刻家 の「発想」 わかりやすい例として 皆様もご存じの通り 印象派の画家、モネ、マネ、などから 非常に色彩表現を影響を受けて クロード・ドビュッシーは 作品を多く残しています。 そして 「ダンテ」から フランツ・リストはピアノ作品を 生み出しました。 美術、文学からの創造作品 実際に、その絵画、本を読み 「感動した場面を共有する」 ことは勿論のこと 多くの人が 「感動する部分」を 「知り」「共有する」 ことは、更に 「作品への理解」 を何倍にも増大してくれます♪ ここが、また 「具体的に」 どこに「楽譜上で繋げていくか」 「感情表現につなげていくか」 「テクニックにつなげていくか」 に、「落とし込まれる」 ことにより 確実に 「演奏」 に「色合い」と、「立体感」「重厚感」 「説得力」を生み出します。 これは、普遍の「学び」の 部分でもあり 一生、演奏活動をしていく中で 「ブラッシュアップ」 される部分なのではないかと 感じています。 自分の「理解」が深まれば 同じ作品を弾いても 「新しい景色が見える」 「違う演奏になる」 そう感じるのは、ここなのではと 思っています。 恩師で名ピアニストの フランス・クリダに 「ピアノの魅力は何ですか」 とインタビューをした ピアノ専門誌の 記者がいました。 ※私は、通訳で同行 していました。 その答えとして 「一生、成長して行けること」 この言葉に、驚いたのは 私だけでしょうか。 もう、既に若くして リストの全集を女性ではじめて 録音をされ、「20世紀のピアニスト」 の名前に名を連ね 「レジオン・ドヌール勲章」(フランス名誉市民) を手に、ヨーロッパ中心に 大活躍をしていたピアニスト その「背」の偉大さに いまも、なお 気持ち、引き締まる昨今です。 それでは 実際に 「作品の背景の調べ方 アイデア」 を次回はお届けしたいと思います。 今日もメルマガを最後まで お読みいただき ありがとうございました♪ 素敵な週末を お過ごしくださいますように。 また、次回のメルマガでお目に掛かります。 今日は 「ピアノの背景について知ること」 前回は「文化」について 美術、文学との関連 演奏に具体的に落とし込むことの効果 をお届けいたしました。 今日は 「ピアノ作品の 背景の調べ方 アイデア」を 書いてみたいと思います。 ピアノ演奏には 「技術」が大変大切な 「表現」の一つになります。 そして 「ピアノという楽器を つかいこなすこと」 事によって 「演奏」が完成します。 また その中に内包されている 「ピアノを演奏をする側」 「ピアノを聴かれる側」 両方で、共有している 「目に見えにくいもの」 ではあるけれど 「なくてはならないもの」 「楽しみ」 として 「ピアノ作品の背景」 があります。 当たり前ですが 「作曲者」がいます。 だから 「理解」して差し上げる ことにより 「過去の世界に生きた 作曲者の音楽世界を 一緒に、楽しめる」 そういう、「喜び」が山ほど 内在しているのが 「楽譜」です。 「楽譜」の奥に 描かれている「目に見えないもの」 正確に「音符」を読むために やはり 「背景」をしること 「作曲家」の伝えたいこと をしること以外に 何があるでしょうか。 では 具体的に どうやって調べて行くのか ・各作曲家の時代と、特徴 まず、これを洗いだします。 それぞれの、時代によって楽譜の書き方 ※印刷技術、出版社の楽譜の状態も含め 作曲家が、どこまで明瞭にかいている ひとだったのか・・・ 例として ロマン派のピアノ作品 ショパン、リスト この大作曲家を比較すると 対象的である事がわかります。 こまかい部分まで、指示がある作曲家の 読み方と、「センスに任せる」という ニュアンスでありながら 「舞曲」などの伝統的なスタイルが 歴然と存在する。 そういった特徴が、それぞれの 作曲家に、その時代の風潮、伝統に 特徴として表れます。 1例ではありますが こういった内容を、しることは 「大前提」になります。 また 自分のアイデア一つで 「情報」の集め方は限りなくあります。 でも、「誤情報」や 「権威者による、偏った情報」もあります(笑) どんなに素晴らしい研究者でも 「研究し始めの意見」「研究が進んだ後の意見」 が違う場合があり 同じ著者の文献を読んでも 「??」 と違う場合があります。 そのため、やはり 出来るだけ「自身で集めて編集する」 形をとるのが、最も「現在形」 ではないかと思われるのです。 ショパン、ベートーベン、モーツァルトをはじめ 多くの、ピアノレパートリーとして、長く 演奏されてきた作品 長く教えてこられた人の、研究されてきた方々の いる作曲者の場合 文献が非常に多くあります。 図書館、Amazon、古書を追っただけでも 多大な蔵書を手に出来ます。 また 映画などで、名監督が時代背景も確実に 描写している作品になっている ものもあります。 「人物像」「歴史」を知るきっかけになります。 そして やはり、作曲家自身がピアノ曲の場合 西洋の人がほとんどです。 そのため 英語圏、フランス語圏、ドイツ語圏 スペイン語圏の方が やはり、はるかに、よく語られている そして 作曲家の言葉が残っている場合が あるのです。 ただ 長らく、ピアノに携わってきている 人であれば、特に、音楽の専門の 学校へ行っていた人であれば 第二外国語レベルであっても 「専門用語」は 「同じ」なのです。 そして、「ピアノの歴史」 「作曲」「音楽の基本用語」が 頭に入っていると 「外国語」で読んでも 幸いなことに、「理解できる」 ことが多いのです。 だから ここは、ちょっと頑張って 辞書と仲良くして 「外国語」で必要なところは 読むべし♪ ※おそろしく短時間で 新事実をしることが出来たり します。 そして、 ヨーロッパの、美術館、劇場 街がfacebookbook twitter などで、蔵書や歴史的な出来事 過去の演目のプログラム(ここに たくさんの解説が書いてあります) を公開しています。 外国からのアクセスは歓迎して もらえることもあります♪ 「登録」したり ツイッターなどでは「フォロー」 して、「過去、こんな演目がありました」 「こんな出来事がありました」という 情報をチェックしておきます。 こまかい、事実であったとしても 特に、過去の歴史、国と国の間の関係 戦争前の姿など、ヨーロッパの流動的な 占領地の歴史などは、頭で整理しやすく なります。 歴史の背景がみえてくると なぜ「ここで作曲家が外国へ出たのか」 「海外で演奏しはじめたのか」 「どういう気持ちで、この作品に 取り組んだか」 「なぜ、パトロンがこの人なのか」 「誰との出会いがあったのか」 「どの国の、誰の影響を受けていた時期か」 などなど 「なぜ??」 が、理解できて 作品を書いている作曲家の 人物像、人生を追うことにも 役立つことが多いのです。 ※Amazonなどは フランス、アメリカから 取り寄せることが多いですが 音楽関連の蔵書や楽譜が豊富で 2・3週間でほぼ、届きます。 音源に限っては いまや、国を越えて 海外の音源をDLして聴くのは 簡単なことは皆様ご存じの通り。 ナクソスミュージックライブラリー 私も、先日 自身のCDが 登録されて、聴けるようになりましたが 「アルベニス/入り江のざわめき」 (Albeniz/Rumores de la caleta) マイスター・ミュージック ※ストリーミング形式 ナクソス以外にも、アマゾンMp3で 多くの演奏が手に入ります。 なかなか、それでも情報が手に入らない場合 作曲家の生きた国、活躍していた国 楽譜の出版されている国に 直接、足を運びます。 ※この「実際に足を運ぶ」ことについては また改めてお書きしたいと 思います。 充分、「日本にいながら」 「パソコンの前にいながら 集まってくる情報」だけ 列挙したとしても このように、豊富にあります。 「作品を知るアイデア」の一つとして 今日は、すこし書かせていただきました。 どうぞ 素敵な週末を お過ごしくださいますように。 また、次回のメルマガでお目に掛かります。 8月3週目 「ピアノと脳」 皆様 いかがお過ごしでしょうか。 夏休みを取られている方は 良きバカンスになられたでしょうか。 さて、今日は 「ピアノと脳」という タイトルで届けします。 「ピアニスト人生は長い」 ことで業界では有名です。 私自身、ピアノの世界を志した中学の頃 ピアノの雑誌を見ると 100歳近いおじいちゃんが すごいコンサートをやってのけている 姿があったりすることに 「一体、体がどうなっているんだろう」 と、衝撃を受けていました。 数年後、やはり、高校の頃、ラフマニノフの 「パガニーニの主題による狂詩曲」を聴き ジャケットの裏面を見ると ルービンシュタインの姿。 老眼鏡をかけ、楽譜をのぞき込んでいる 姿は、本当に普通の 「その年齢なりの ごく自然な姿」 であるのにも関わらず 流れてくる音楽の生き生きとした スピード感と猛烈なテクニック。 ダイナミックな音量と繊細で美しい 旋律の数々の感動は、今も 鮮烈な印象を残しています。 話は戻りますが 長くピアノを弾いている先生に 話を伺うと、やはり、一工夫を 生活の中でしていることがわかりました。 一方 「ピアノを弾いている人の状態」 これは、実は、医学的に 解明されていないそうです。 細かくは「脳の状態」 「手の状態」です。 脳や首は、たくさんの神経と細胞で 出来ていて、当然、複雑なところ だそうですし、「手の平」に いたっては、「神秘の世界」 と言われているそうです。 明らかに解明されたら 微妙な表現をも 「ロボット」に真似が出来る 時代が来るかも しれません。 ・・・が 幸いなことに ピアノの演奏の場合 まだまだ遠い世界の話のようです。 それでは 今日は 「ピアノと脳」を お届けしました。 素敵な週末をお過ごしください ますように♪ 皆様 おかわりなく お過ごしでしょうか。 ピアノの湿度もこれから 9月に向けて、少しずつ安定の季節。 私のピアノ環境の場合 毎年9月10日くらいに 突然・・ ピシーッと タッチと響きが変わります。 「日本の秋」を感じる瞬間です♪ さて アルゼンチンのニュース番組サイト(ツイッター上) にて、先日、音源を紹介していただきましたので 遅ればせながら、ご報告です。 2014年に発売いたしました CD ファリャのバレエ音楽「恋は魔術師」を タイトルにした作品。 (コンサートライブ 日西交流400記念リサイタル 「恋は魔術師」 後援:スペイン大使館 ) たまたま こちらの中の一曲が、今回 「アルゼンチン」の テレビニュース番組 RDN24 レッド・デ・ノティシアス 「Red de noticias 」 http://www.rdn24.com/ ツイッターの担当者の方が 注目してくださり 「ベティカ幻想曲」(ファリャ作曲) 「今日の音楽」(ムジカ・デ・オイ) 「スペインの音楽」 として、紹介されました。 Amazon 日本版はこちらからご購入いただけます→ https://www.amazon.co.jp/%E6%81%8B%E3%81%AF%E9%AD%94%E8%A1%93%E5%B8%AB-Amor-Brujo-Natsuko-Hosokawa/dp/B00LHS5CQ6/ref=sr_1_3?ie=UTF8&qid=1503113224&sr=8-3&keywords=%E7%B4%B0%E5%B7%9D%E5%A4%8F%E5%AD%90 CD発売時に「録音が少ない作品」 と言われていた ファリャの「ベティカ幻想曲」 ※2014年時点調べ。 この「ベティカ幻想曲」は スペイン「アンダルシア地方」の乾いた風や スペイン南部の街の情景を描いている 美しい作品で、(早い時期に、文明と都市開発が進んでいた 地方) 作品です。 「パリが無かったら、何も成し得なかっただろう」 という言葉を残した マニュエル・デ・ファリャ、 フランスの作曲理論と、スペインの歴史と風景が 合体した、大変美しい作品でもあります。 日本版、CDとともに  お聴きいただきまして 感謝しております。 この場をお借りして ご報告とお礼をもうしあげます。 今後とも、良き、演奏をお聴き いただけるピアニストでありますよう 更に、気を引き締めて 参りたいと思います。 素敵な週末をお過ごしくださいますように。 皆様 こんにちは 9月第一回目のメルマガになりますが 寒暖の厳しい残暑を いかがお過ごしでしたでしょうか。 さて、早速本題に入りたいと思います。 「暗譜」 これは、ピアノに関わる人は 小さい頃から慣れ、親しんで(?!) いるものです。 そのため、仲間で話をしていても 同業者で仕事で話していても とっても、盛り上がる、 面白い「話題」の一つでもあります。 そして、先生にあたる人が 現役の演奏家の場合 それを、模範として見せてもらえる ことも、大変有り難いことでもあります。 頭がくらくらするほど 円形脱毛症になるほど(笑) レパートリーを叩き込んでいた 留学中。 いつか、「楽」になる日が来るのだと 思っていました。 ・・・・が! 暗譜は、「永遠のお友達」みたいなもので ある。 と、いまは、思っています。 また、多くの仲間から話を 聞いた中で、暗譜の仕方も それぞれ、違うことが 面白いところだと感じています。 楽器によって違う ・・・というよりも 「クセ」「習慣」によって 覚え方が違う傾向があるように 感じています。 いずれにしても 共通していることは 「結果オーライ」 そして、次に 「指」で覚えてしまう「だけ」は 「NG」 ということ。 ピアノがある程度 弾けるようになるまでに 既に、子供さんでも、多くの曲を 暗譜する訓練をしています。 だから、その間に自然に基本は 身についているわけです。 その「規模」が大きくなって 2時間、3時間・・など 「一度に記憶している量」を増やして 負荷を大きくするわけです。 その「訓練」によって やはり、自分なりのやり方を 模索する。 それが、基本的な方法です。 個人的に、わたしは 楽譜が「絵」のように 頭に入っていくため 楽譜のページをめくったところが 何の音になっているかが わかっているのも 「嬉しい」方です。 そして、なぜか 「スピードが速く」 技術的に「入り組んで、難しい」と いわれている作品の方が 明らかに、「苦労なく」 頭に入ります。 これは、自分でも とても 「ミステリー」な部分ですが それが 私の「暗譜のクセ」というわけです。 反対に、「テンポのゆったりした」 「難易度が高くない」(といわれている) 作品は、別個にまとめておき 弾く時間の他に 時間を作って、楽譜をみて 覚えるようにしています。 つまり 「スピードと難易度によって 覚え方を変える」 方法をとっています。 次回は、1例として15ページ程度の 作品を(ピアノの作品で多いパターンの一つ) 具体的に、どうやって覚えて行くかを 書いてみたいと思います。 季節の変わり目 どうぞ、お体大切に お過ごしくださいますように。 また メルマガでお目に掛かります♪ 1回目ここまで へんしゅうご 皆様 こんにちは 9月第一回目のメルマガになりますが 寒暖の厳しい残暑を いかがお過ごしでしたでしょうか。 さて、早速 本題に入りたいと思います。 「暗譜」 これは、ピアノに関わる人は 小さい頃から慣れ、親しんで(?!) いるものです。 そのため、仲間で話をしていても 同業者で仕事で話していても とっても、盛り上がる、 面白い「話題」の一つでもあります。 そして、先生にあたる人が 現役の演奏家の場合 それを、模範として見せてもらえる ことも、大変有り難いことでもあります。 頭がくらくらするほど 円形脱毛症になるほど(笑) レパートリーを叩き込んでいた 留学中。 いつか、「楽」になる日が来るのだと 思っていました。 ・・・・が! その後 更に、求められる 「範囲」と「ペース」が 大きくなっていくだけのお話でした。 また、近年、スペイン作品も 増やしているため コンサートで弾くか、録音するか わからないけれど、レパートリーに しておく。。 という作品が加わり ここまで来ると 「楽譜や暗譜は、”永遠のお友達”なの♪” ・・・と いまは、思うようになりました。 そんな「暗譜」 方法には「個性」が出来る事も 非常に面白いことだと感じています。 楽器によって違う ・・・というよりも 「クセ」「習慣」によって 覚え方が違う傾向があるようです。 いずれにしても 共通していることは 当然 「結果オーライ」 ルールとして、基本 「指」だけ 「音」だけで覚えてしまう・・ これは ダメですよ。 ということ。 また ピアノがある程度 弾けるようになるまでに 既に、子供さんでも、多くの曲を 暗譜する訓練をしています。 だから、その間に自然に基本は 身についているわけです。 その「規模」が大きくなって 2時間、3時間・・など 「一度に記憶している量」を増やして 負荷を大きくするわけです。 その「訓練」によって やはり、「自分なりのやり方」を 模索する。 それが、基本的な流れです。 個人的に、わたしの場合を書いてみると 楽譜が「絵」のように、そして 「建物」のように 立体的に 頭に入っています。 ただ なぜか 「スピードが速く」 技術的に「入り組んで、難しい」と いわれている作品の方が 明らかに、「苦労なく」素早く 頭に入ります。 これは、自分でも とても 「ミステリー」な部分ですが それが 私の「暗譜のクセ」というわけです。 反対に、「テンポのゆったりした」 「難易度が高くない」(といわれている) 作品は、私には「難易度が高い暗譜」 と、とらえてます。 そのため 別個にまとめておき 弾く時間の他に 時間を作って、覚えます。 つまり 「スピードと難易度によって 覚え方を変える」 方法をとっています。 次回は、1例として15ページ程度の 作品を(ピアノの作品で多いパターンの一つ) 具体的に、どうやって覚えて行くかを 書いてみたいと思います。 季節の変わり目 どうぞ、お体大切に お過ごしくださいますように。 また メルマガでお目に掛かります♪ 皆様 こんにちは 秋の声が聞こえる季節になって まいりましたが いかがお過ごしでしょうか。 さて、前回は 「暗譜」について すこし書かせていただきました。 今回は 具体的にどうやって覚えているか 1例として、書いてみます。 例えば・・・ 15ページの曲があるとします。 (難易度高め、速度高目の場合) ※前回、お書きした通り、速度が低く 難易度の低いタイプのものは、別の 方法を取っています。 ・構成をみて、内容を分析します。 (この時点で、何冊かの版を比較して 取りあえず、一冊を選びます。) ↓ ・他の曲も練習しつつ、毎日 3ページ(程度)ずつくらい 弾いてみます。 ↓ ・次に5ページずつなどに増やして 弾いてみます。 ↓ ・次に暗譜をします。 3ページずつくらいではじめます。 ↓ ・5ページに増やして音や 細かい表示を〇暗記します。 ↓ ・楽譜をみないで 半ページずつ弾いてみます。 ↓ ・楽譜を見ないで、1ページずつ暗譜 出来ているか 確認します。 ↓ ・全体の構成を考えながら 全部を組み合わせて弾いてみます。 ↓ 追加として・・ ・許されるならば、1カ月くらい放置して 頭の中で熟成させます。→そして再度 弾いてチェックします。 こういう覚え方をしています。 大概の作品が 「まとまり」がありますから そこを、あえて分割して 覚えた方が、「部品」を「磨く」 ことがしやすく 最後に組み立てたときに、 「起承転結」が 作りやすいからです。 また 「彫刻」や「建築物」が出来ていく プロセスをみていると かなり「近い感覚」を覚えて とても参考になります。 多分、多重旋律と複雑な 音型と、技術が組み重なって いくピアノ作品の特徴が 「建物」みたいに みえているからなのではないかと 自分では考えています。 次回は、「自分と上手く付きあうこと」について ※ちょっとおかしなタイトルですが。。。(笑) 書いてみたいと思います。 どうぞ、素敵な週末をお過ごしくださいますように。 皆さま こんにちは 秋もすこしずつ 深まってくる季節となりました。 いかがお過ごしでしょうか。 さて、今日は 「自分と上手く付きあうこと」 について書きたいと思います。 というのは、私個人、1ピアニストとして コンサート活動を20年以上しているにも 関わらず・・・ 「曲が仕上がっていくまでの過程」は 小学生の頃と 「何ら変わりません」 多分 「これからも変わらない」 ことだと感じています。 ピアノを 「練習する」「楽譜をよく理解する」「暗譜する」 →「本番で弾く」または「録音する」 非常にシンプルな流れです。 生活の中で いかに、効率よく、楽しく続けるか 「良い習慣」をつけていくか。 そこで、大きく「効果」に違いが出るわけです。 ※勿論、個人差も非常に多くあります。 「自分が上手く出来た事、上手く行かないこと」 「得意なパターン、すこし時間をかけるべきもの」 この現状を受け入れて、すこしずつでも 変化をおこす。 「今日よりも明日。。。」と 毎日上手くなって、「前進」をしていくこと。 たまには後退したりすることも勿論 あります。人間ですから・・・(笑) ただ「自分と上手く付きあうこと」 嫌な部分もあったり、えーい、許せん!というところも 部分も「とほほーっ」というところが あっても、「自分」は辞められません(笑) 適当に褒めつつ、自分をあやしつつ。。 反対に 「大人として、社会人として」 「長いピアノ歴があること。」 「優秀な成績であった」などの いまから、ちょっとした 「過去の栄光」なども 非常に「いらない」要素です。 「かなぐり捨てちゃって良い♪」 ところです。 今の「目の前のピアノ」の 「シンプルな大切なこと」 ここに集中して進む♪ そして、それが上手く出来たら 美味しいものでも食べて・・ ご褒美でも作って 愉快な習慣に「昇華」させること これは、訓練でできるものなんだと 思います。 「幸せな時間」を 増やしたいものです♪ 今日は、「自分と上手くつきあうこと」 について 書いてみました。 1、ピアノメーカー 「新旧」「国内外」 日本には素晴らしいピアノメーカーがあり ヤマハ、カワイ 私は、日本人ですから 勿論、小さい頃から 親しんできたメーカーです。 そして、パリに留学していた7年間の間 エコール・ノルマル音楽院という母校には カワイのグランドピアノ、ヤマハのグランドピアノが ありました。 そして、ピアノをかりる、レンタルスタジオでも ヤマハ、カワイが置かれており パリジャン、パリジェンヌにも、「安定の大人気」の 「世界のピアノメーカー」 であることは、間違いありませんでした。 そして、それと一緒に、フランスでは プレイエル、エラール という二大メーカーが、存在し 現代では、新しいものが作られていないことは 残念ですが、各地のホール、サロンには プレイエル、エラールが多く置かれています。 ※プレイエルは、「サル・プレイエル」というホールもあるので ご存知のかたも多いかと思います。 例えば、「ボレロ」を書いたことで知られる モーリス・ラヴェル は「エラール」を 使っていたようです。 それと、同時に、やはり、世界のメーカーといえば 「スタインウェイピアノ」 ホールで、国際コンクールで、歴代のピアニストのお気に入りとして 間違いなく「世界一のブランド」として 最前線を走って来たメーカーです。 「スタインウェイピアノをホールで弾けること」 これが、音楽大学の学生にとって 大きなモチベーションになり 「本番でスタインウェイを弾く」 ことが、練習のモチベーションになって いる事実も、「ピアノ業界」の多くの人が 語られていることの一つです。 さて、その「スタインウェイピアノ」 ホール、リハーサルスタジオ、サロン、録音スタジオで 弾くことができる、「世界一のピアノメーカー」 といわれるピアノ。 どのような歴史があるのでしょうか。 2、スタインウェイとピアノの歴史 スタンウェイピアノが出来る前に 既に多くのメーカーが存在していました。 ベーゼンドルファー(現在、ヤマハが買収して 事実上、ヤマハの上位商品となっています) というウィーンのピアノメーカーが、最も 現存する中のメーカーでスタインウェイピアノと 並んで、元気なメーカーの一つではないでしょうか。 わたしは、スタインウェイピアノを購入するまえは ベーゼンドルファー MODEL200を使っていました。 その二つを比較してみて、「全く違う」タッチと 音色。そして、「作り」にしみじみ、ピアノメーカーの 心意気や、職人さん達の「こだわり」を感じました。 スタインウェイピアノは、そのベーゼンより後にできた メーカーで、当時は、「邪道」といわれた、作成時の 行程があったそうで、(1200の工程の中で、それまでの 伝統的な作り方とは違う工程が含まれていたという意味だそうです。 それ以上は、企業秘密で、教えてもらえませんでしたが。。笑) そう、その1200の工程を経て、1年という歳月をかけて 作られる工場の様子を you-tubeでも見ることが出来ます。 https://www.youtube.com/watch?v=gAVaaB_3Hmo&t=106s スタインウェイピアノ ハンブルグ工場のyou-tube ページより 非常に安定した状態を作るため 木の状態を、乾かしたり、型を取ったり、削ったりという工程に 時間がかかるのです。 というのも、「木」は美しい音色を作ります。でも 乾燥と、湿気により、収縮したり膨張したりする性質があるからです。 手作業で作る、職人の伝統と歴史。 その「手」「長年の感覚」「協力と信頼関係」という 人間の英知の結晶と、思わされる「芸術作品」 その積み重ねで、作られてきた「歴史」 4、2種類のスタインウェイメーカー スタインウェイピアノは、「ハンブルグ」で作ったものと 「ニューヨーク」で作ったものと2つタイプがあり 技術者もそれぞれ違うため 「音色」も違うものを、それぞれ保っています。 調律は「機械での計測」ももちろん使って行われるものですが その各弦の音と音の「混ざり合う」ことで出来る 「和音」の音、遠くへ飛んでいく「残響」は 「各楽器」個体の違い、そして、調律をする人の個性 また、弾く人の個性 がそれぞれでるものです。 講師 ピアニスト細川夏子  業務提携 所属団体 CD・配信お取り扱い先   (公社)日本演奏連盟 http://www.jfm.or.jp/ (株)マイスターミュージック http://www.meister-music.com/menu.html (株)タワーレコード http://www.meister-music.com/menu.html (株)山野楽器 https://www.yamano-music.co.jp/ (株)Amazon https://www.amazon.co.jp/ (International) (株)Tune Core japan https://www.tunecore.co.jp/ (株)レコチョク http://recochoku.jp/  (株)i-tune Japan https://www.apple.com/jp/itunes/ (株)HMV http://www.hmv.co.jp/ (株)楽天市場 https://www.rakuten.co.jp/ (株)ヨドバシカメラ http://www.yodobashi.com/ (株)ダイキサウンド http://www.daiki-sound.jp/ (株)ナクソスミュージックライブラリー http://naxos.jp/nml/ (International) (社)全日本ピアノ指導者協会 http://www.piano.or.jp/ こんにちは 少しずつ秋の声が聞こえてきた今日この頃 皆さんおかわりなくお過ごしでしょうか。 さて、今日は 「音のバリエーションを拡げる」ことに ついて書きたいと思います。 ピアノの音は、無限にあります。 それは、環境(場所、響き方、湿度、楽器 弾き方、体調・・・) など無限に変わるからです。 その様々な要素の内、まずはじめに 「自分で意識的に」作っていける音を扱いたいと思います。 まず 1回目の今日は 「曲のテーマや調性を音色にする」ことについて 書きたいと思います。 ただ、曲を弾くときに、たとえば「明るいことを扱った曲」 「暗い内容を扱った曲」など、その曲のテーマとなる 作曲家が表現したいと思っている「主題」がありますよね。 「タイトル」をみて明らかな場合でないもの以外 例えば「ソナチネ」「ソナタ」など楽曲の形式しか書いていない場合は 調性をみて判断します。 楽曲について、作曲家がいつ、どのような状況で、何を表現したくて 書いたかは、今では、大まかなところまでは、インターネット上で ウィキペディアでさえ調べることが出来ます(ただ、 間違いも多いので 出来れば専門的な文献でチェックすることをおすすめします) その調性が曲の中で一旦、違う調に変わって明るいものから暗いものへ 移り変わる場合もあります。 それを、大まかに把握していきます。 そして、調の特徴的な音を出来れば把握しておきます。 例)ト長調ならば 主和音のソ、シ、レ、調号のファのシャープなど その調の明るさを強く感じられる(ト長調として)音を少し強調して弾き 調合のファの音のシャープが更に明るく感じられることを強調してみます。 転調してファのシャープが半音下がった場合は、それをまた少し強調して 弾いてみます。 調性から「音を響きを感じる」というやり方で、大きくまずは曲をとらえることで 論理的にも響きとしても体感することが出来ると思います。 ※調性は作曲家が曲をつくるときに、とても考え抜いて決めていることですので それを大切に扱い、感じ取ることが、曲を理解することに繋がると一般的に言われています。 実際に今弾いている曲の楽譜をみてみていかがだったでしょうか? 次回は、実際に音の響き、「明るい音」を出すには、「暗い音を出す」にはという ピアノの技術的なことについて、次回は触れて行きたいと思います。 こんにちは いつもブログをお読みいただきまして ありがとうございます。 今日はピアノを弾くときの「姿勢」について お話したいと思います。 普段皆さんは、歩いているとき、腰、背中、頭と どこを意識していますか? あたりまえの普段の動きは、意外と「無意識」だということが 普通だと思います。 でも、この「意識」する場所を変えたら、肩こりなども 人によっては吹き飛んでしまうこともありますし ピアノに関しては、手の動きがとても柔軟に なり、様々な音色を出すコントロールが自分で 調整できるようになります。 私の場合、小さい頃から私も教えていただいていた先生に 習慣付けていただいたもので、子供の頃は「無意識」でした。 練習時間が増え、コンクールを受けたり、演奏活動をする中で 「体のメンテナンス」を 意識するようになり、更に指導者としての生活の中 様々な整体の先生、整形外科の先生のご意見、また、 内外の理学療養士の方の本を 読み、自分なりにまとめて来たものをご紹介しています。 ピアノのレッスンでは 図を使って説明して いるのですが、今回はブログで言葉で簡略ながら お伝えしたいと思います。 まず 「自然な楽な姿勢」の探し方です。 普通に立った状態で背骨の存在を感じてみてください。 そして、そのどこで「重心」をとっているかをみてみましょう。 一般に「よい姿勢」と思われている「軍隊の敬礼の姿」は 身体に実はかなり負担をかける立ち姿で、「背骨のうしろ側」 (体の裏面側)に重心がある状態です。 それを、自然な状態に戻すため 少しだけ全体に「前のめり」にします。 そして、それと同時に背骨のおなか側(体の前面)で 「重心」を取るようにしてみます。 そして、ピアノを弾くことをイメージしながら 「背骨の後ろ側」に重心があるとき と 「背骨のおなか側」に重心があるとき で手の動きが違うことを確認してみてください。 そして、勿論「自分に取って一番手が動かしやすいところ」が ただしい楽な「姿勢」で「バランス」です。 よいバランスで座っている時は、体全体がグラつかずに 手の動きに体が自然に対応できて 力強い音も すばやい動きも楽に出来ることを感じると思います。 それでは「自然な姿勢」に続き、次回は 「頭」「アゴ」の角度 位置についても お話しして行きたいと思います! いつもブログをお読みくださり ありがとうございます。 さて、今日はピアノを弾くときの「身体のバランスについて」 お話したいと思います。 普段の生活でも「歩き方」「姿勢」などを 考えた事のある方は多いと思いますが ピアノを弾く時もその続きで、自分にとって 一番「楽で」「無理のない」姿勢と弾きかたが 演奏にも練習時の上達にも大きく関わっています。 ピアノは手、頭、腰、足でバランスをとって弾きます。 頭からの司令を首から肩、上腕、ひじ、手、指先を通る神経をどこかでとめて しまうことなくピアノヘ伝えるため、上半身がのびやかで自由に なっていること。 そして それをグラグラせず 上下、左右に自由に瞬時に動ける (あっちこっちに音が飛ぶ曲がピアノ曲には多いのですから) 背筋、腰、足の状態を自分で知っておくこと が大切です。 そして、大概の場合、その「楽な」姿勢は、「美しい」状態でも あります。 椅子の高さ、手の角度、頭から腰の位置 あごの角度 ペダルを踏む足の場所、座る足の角度、左右の足の位置 が具体的に変化させて行ける場所です。 人はそれぞれ手の長さ、足の長さからからだのあらゆる 場所のサイズが違いますから そこは、その事をよく知る 指導者に実際に見てもらいながら修正していくことで ピアノの「弾けなかったものも弾けるように」なる可能性が 大いにあるのです。 また、小さい頃にその習慣をいかに付けられるかは その後の上達に大きく関わります。 この身体バランスについて、それでは これから一つ一つ 次号からお話して行きたいと思います。 今日も、ブログをお読みくださいまして ありがとうございました! ピアノが好きなこのブログの読者の方はすでに   大変良くご存知かと思いますが      ピアノを弾く人が 必ずや通る「脱力」というテーマ   前回は「体に関すること」でした。   ピアノの脱力のためのからだ、良い筋肉、骨、関節を維持する   「自分にとっての良い食生活、生活のリズムノートを作り実践すること」      これが前回のお話でした。   今日はピアノを弾くときの「脱力」についての第3段となる      「楽器の扱い方」です。   脱力の第1弾の「心理的なもの」も一緒に読んでいただくと   わかりやすいかとおもいますが、ピアノという楽器は皆さん、よくご存知のとおり   大まかに黒く塗られた外の部分は楽器をささえ、響きを美しくさせる共鳴     の役割をもち、床とその場所の天井、壁と一緒に響きあうつくりになっています。   そして、弦を鳴らすのは、ハンマーというフェルトで覆われたトンカチのような   器具、そのハンマーの動きを調節しているのが、鍵盤となっています。   細かいメカニックの調節は、調律師の方と相談しながら、タッチをどうするか   この音域をどう響かせるか、隣の音とのつながりをどのくらいなめらかにするか   音色の華やかさはどの感じにするかは、優れたコンサート用ピアノを扱ってきている   調律師の方は、本当に見事にそれに応えてくれます(ピアニストと調律師さんとは   専門が違うので、多少使うボキャブラリーが違うのですが、良い演奏会にしたいという   気持ちは常に同じなので、歩み寄りながら音をつくっていきます)   その調律された楽器のよさを存分に出すこと、これがピアノ演奏を良くするための   大切な要素のひとつとなります。   ピアノはまた、弦の張り方、弦の種類が高音域、中音域、低音域でそれぞれちがいます   そこをまずは攻略です。高温のアルペジオなどがでてくるものをまず試してみて   その響きをみてみます。そして、アクセントで弾くところの短いタッチでの響きを   みてみます。(ペダルを踏むときと踏まないときと2種類)      そして、中音域の部分で何か少し弾いてみて、どのくらいの重み、どのくらいの   音量があるか確かめます。その後、かなり低音の方でフォルテでアクセントで弾いてみます。   オクターブでひくのが良いでしょう。(いずれもペダルを踏むときと踏まないときと)   なぜかというと、フルコンサートなど大きな楽器の場合には、楽器全体が最低音の部分を   オクターブで弾くと楽器自体に地震が起こったかとおもうような振動が起きることがあり   本番中にかなり心理的に動揺することがあるから、その程度をテストしておく必要があるからです。   そして、その後、中音域~高音域へのつながりがどうなっているかを確かめます。   その部分を使う曲を実際に弾いてみるのですが、この時、どこで音色が変わるかをチェックして   頭にいれます。そして、中音域(最も、まとまったおとを出しているとうるさくなりがちな音域)   をどのくらい抑えると、高音域の伴奏として中音域を弾くときに適切なバランスになるかを   確かめます。そして、低音域も含め全体に実際の音量で弾いてみます。低音域をどのくらい   肩、腕の重みをかけ、胸、おなかでささえると低音の弦の響きをからだをつかって出せるか      を聞きながら 低~高音域の自分なりに弾きやすいバランスを(その場、そのピアノで)頭に   いれます。      そして、自分がその日弾く曲に頭の中で音を組み立てていきます。   その中で、コンサートであれば、その日弾く曲のなかでイメージしにくい曲とその日の   1曲目を弾いてみるのがおすすめです。   短時間で楽器を良い状態で扱えることは、常に楽器を持ち歩けないピアニストの      大切な技術の一つでもあり、その課題に向き合うことで、ピアノという楽器への   仕組みをよく知ることができるとおもいます。   今回は 「楽器の扱い方」ペダルを含めて、ピアノの箇所別にピアノという楽器を知って   扱うやりかたについて書きました。          次回は 脱力をするための第4弾の「外部の原因」について、   お話して行きたいと思います。   本日も、ブログをお読みくださり、ありがとうございました! ピアノが好きなこのブログの読者の方はすでに   大変良くご存知かと思いますが      ピアノを弾く人が 必ずや通る「脱力」というテーマ   前回は「心理的なもの」でした。ピアノという大きな黒い楽器を前に      良い情熱をいかにピアノに伝えるかのポイントは「がんばらず」「戦わず」      「仲良くする」ことが早道というお話でした。   今日はピアノを弾くときの「脱力」についての第2段となる      「からだに関すること」です。         ピアノは職人が作った手作りの楽器、湿気や温度でコンディションがガラッと     変わりますし、調律の具合でまた別の楽器かとおもうような変化を作れる   多様な顔を持つことが素晴らしい楽器です。   この変化を自然に感じられる「からだ」を整えて行く事もとても役にたつ   ピアノの「技術」だと思います。   それは、ピアノの方が変わるのですから、それを感じる「自分」の方は     常に同じに保つことを目指すことがまず基本で、そのための「体調管理」が   大変大切になります。   具体的には、ピアノは「筋肉」で弾くのではありませんが、でも、筋肉、関節、骨が 健康で   あること、それを充分にのびやかに使えていることが大切です。   自分なりの起きてからピアノヘ向かうまでの 良い流れを毎日でつくリ、からだの状態を   把握すること、そして、食生活を、テレビや知識として「健康な食生活」ではなく   自分の体が「元気で心地よい」食生活を編み出すこと すなわち「ピアノ健康法」とでも   名付けたくなる程、ピアノは「人を健康にする楽器」なのです!   果物がパワーになるピアニスト、お肉がパワーになるピアニスト、ベジタリアンのピアニスト   お酒を飲むと疲れがとれるピアニスト、ご飯がパワーになるピアニスト、玄米がパワーになる      ピアニスト、それを毎日ノートなどに書いて、体調が良く、すっきりと全身が開放されて     ピアノに向かえた時に、何をしていたかを追求するのは、とても楽しいことで また   これには意外な発見がきっといろいろあって驚かれると思います。   私はもともと体が強い方では無かった上、体が細すぎてピアノがこれじゃ弾けない!と   先生方に良く言われていたので、(今は自然にお肉も付き、その問題はありませんが。とほほ)   あらゆる健康法を試しました。ここを言及すると、何冊も本が書けそうな勢いなので(笑)   ここでは省略しますが、ピアノの脱力のためのからだ、良い筋肉、骨、関節を維持する   「自分にとっての良い食生活、生活のリズムノートを作り実践すること」      これが今回のお話でした。   次回は 「楽器のあつかい」について、からだの「使い方」について具体的に   お話して行きたいと思います。   本日も、ブログをお読みくださり、ありがとうございました! 今日はピアノを弾くときの「脱力」について触れてみたいと思います。 ピアノのレッスンで「力が入ってしまう」コンサートに出るとキンチョウで 「かたくなって手が普段どおり弾けない」そんな悩みを良く聞くことが実際 私もレッスンをしていて大変おおいのが事実で、私自身もいろいろな試みをしながら 長いピアノ生活をして来ました。 これを「レッスンや普段の練習で力んでしまう」事と、「本番でかたくなる」の 2つにわけてみたいと思います。根本的に違う問題が潜んでいるからです。 なぜ、力むのか?皆さん、考えた事がありますか? たとえば 体が小さい子どもの場合は「楽器が大きいから」「手が小さいから」で  おとなの場合「先生が恐いから」「レッスンヘいくと楽器が違うから」「練習不足をしてしまったから」などなど、様々な理由があると思います。      この「力み」を解決して行くのに、 1 心理的なもの 2 からだに関すること 3 楽器の扱い  4 外部の原因によるもの   この4点にさらに分けられるとおもいます。   では どうやって対処していくか   まず1つ目の「心理的なもの」   「ピアノ」という黒い塗りの掛かった大きな楽器を前に、鍵盤の前にすわり       いきなり弾いてすぐに「良いポジション」「良い状態」に入れる事は稀です。   まず、それを受けいれる事からはじめましょう。   鍵盤の重さ、鍵盤のタッチの戻り、高低音のバランス、和音を弾くときに腕に掛かる重み     ペダルの深さ、高さ、これだけでも、常に自分のピアノでなければ違う環境になるわけですから   当然です。     また その楽器の大きさに つい、頑張ろうとする「良い情熱」が   反対に邪魔になる事があります。   だから、「味方を作って行くこと」これに気持ちを持って行くことが良いんだと思います。   「ピアノだって良い音を作って奏でてもらう事を望んでこの姿をしているんだ。」   「きっと良い音をこの部屋で出してあげたら喜んでくれる」  そうおもって簡単に音階や    指練習をしてみるのはどうでしょう。    さらに ピアノの内部にも、気持ちを移し    鍵盤が弾くのではなく、ピアノの中のハンマーと弦の存在を思い浮かべ、どんな風に弦の音色が    部屋ヘ音を飛ばしているのかを(目には見えませんが・・)「感じる」事に集中してみます。      すると、この時点で気持ちがピアノと「仲良く」「挑む」ものではなくなって和らいでくるはず    そして、簡単な指練習を、各音の「質感」「色」「音量」の点で同じになるようにして    頭で考えないで、音を良く聴いて 次に弾いてみる。    その楽器が望んでいる力のかけ方が、だんだんにわかってきます。    ピアノは楽器そのものでは不完全ですが、人間がすわり、良い状態で重みと刺激を与えることで    「完全な楽器」にはじめてなれるように思いますし、    そういう視点で、自分の体を楽器の共演者になれるように、工夫をする事が大切なのかなと    考えています。        皆さんも、是非、いろいろな方法で心をピアノと一体化させてみて下さい。    素敵な音色にたくさん出会えますように。    次回は 2つ目の体に関することを書いてみたいと思います。 6月オペラシティーでのリサイタル時には皆様に大変お世話になりました。 感謝の気持ちを込めて、 ユニセフにチケット売上げの一部を寄付いたしました。 有難うございました。 ユニセフヘは目的としてアフリカの子供たちへの寄付をリクエストして募金を いつもしています。 留学時代に、モロッコヘコンクールを受けに行った時の事。 はじめてのアフリカ大陸、まだ、観光で行く日本人も少なく、数カ国の審査員を ヨーロッパから招聘しての国際コンクールができるという事が、信じ難い時代でした。 贅沢な建物と設備、ステイ先の大富豪の館、ヨーロッパの 大学で高い教育を受けた上流階級の関係者達、コンクールのスポンサーである王妃。 豪華な祭典、授賞式、賞をいただいた嬉しさと共に、その影の部分もたくさん目にしました。 それは、モロッコの人には当たり前の光景も、日本で生まれ育った私には想像もつかない 貧富の差、 線路で遊ぶはだしの子供たち、土で作った小さな家、自分の足で麦の穂を踏む作業をする人達 奴隷のように使われてもニコニコ良く働く上流階級の館の使用人達、 小さな子供たちが一日中、店で働き、ものを売る市場 そんな子供たちがヨーロッパに売られるという事も社会問題となっていました。 日本で生まれ育てることは本当に幸せなのだと痛感し それと同時に モロッコでみた光景に何か力を注ぎたいと思うようになりました。 音楽を仕事にしていることを通じて 将来的にはチャリティーコンサートなどで 形にして行きたいと考えています。 こんにちは さて前回は「脱力」をテーマに 「上手く弾こうとしないこと」で「心を楽にして 作曲家の書いた楽譜と向き合う」 ということについて書きましたが 今日は「楽器と脱力の関係について」 書きたいと思います。 ピアノを弾くとき(ホールの響きを例にして 今回は書いてみます) 「私が弾く」と当然まず思うわけですが その弾いた音が聞いている人、第三者の 耳まで届くまでに、「鍵盤」、「ハンマー」、「弦」 「ペダル」 「共鳴盤」 「ホールの響き」を通過していくことになります。 大きな音と自分でピアノの鍵盤のそばで聞こえても 自分がそのつもりでも、その通過点を通しているうちに 思うほど大きな音になっていないことがあったり 小さな音で弾いたつもりが、全く音に反映されてなかった 気がするのは、このメカニズムのどこかのコントロールが おかしかった事が恐らく殆どだと思います。 「鍵盤」「ハンマー」「弦」をまず考えてみてみると 鍵盤をおろした時、その鍵盤が下に降りるのと同時に 中のハンマーが弦をたたくように出来ていて その「鍵盤」「ハンマー」「弦」はテコの原理で動くようになっています。 そこにどのくらいの「速さ」、「重さ」、「はじき」を掛けるかで 様々な音を調節するのがピアノという楽器のメカニズムですから 「こういうやり方だと、こういう音」「こういう角度で速さだとこの音」 という風にたくさんのパターンを(画家が筆を選ぶように、ゴルファーが パター、ドライバーの種類を選ぶように)ピアノも そのホールの その場所の楽器に応じて自分なりに把握していくことが ピアノの響きに磨きを掛けます。 これは、 美しい音のバリエーションを拡げる とても楽しい作業になります (この音色のバリーションについては次回のブログで書きたいと思います) ※自宅で練習用の電子ピアノを使っている場合は この中の「ハンマー」「弦」がない状態で 鍵盤から直接音が出ますので 反対にこの 「ハンマー」「弦」の操作を削除して弾くと弾きやすいのです。 そして、その「ピアノの響き自体を味方にする」  「楽器は味方」「大切なお友達」という気持ちを持つ。 「響きの様々な種類」 を楽しむ そういった気持ちに心を持っていくことで 体の力が自然な状態になっていくのがわかると思います。 なぜなら、それが恐らくピアノ好きな皆さんがピアノに向う 「本来の自然な姿」だから・・・  そして「ピアノの楽器としての役割」の自然な姿だから・・ 次回は、「音のバリエーションを拡げる」について 書きたいと思います。 ピアノを弾く時、必死につい指をその場所に行かせるだけに 集中してがんばってしまう事が 誰でも!あります。 上手く弾かなきゃ! 成果をあげなきゃ! 焦るばかりに楽譜に書いてある事 その曲のモチーフになる詩だったり 絵画であったり、インスピレーションを 受けたとされた本の内容だったりを 楽譜と繋げて表現する事から 「まずは間違えずに音を弾こう」としながら 「本来の楽譜から離れてしまう」のです。 特に、楽譜を離してアンプをはじめた時期に 楽譜から離れてしまう事が多く そこを釘を刺して下さる先生がそばにいれば 自然に戻れるのですが、そうでない場合、レッスンが 充分にない場合など、その自分の「楽譜から離れた練習」に 「更に磨きをかける」時間が増えます。 そして、ある日、ピアノが、音楽がつまらないものに なってしまう。 なぜか! それは自分が本来好きだったその曲、作曲家の書いている 事から「離れてしまった」状態だから。 でも、それも 音楽理論、作曲法を勉強し論理的な楽曲分析をする事、 時代背景を知るための勉強をする事、その作曲家の記譜法の癖を 知る事楽譜の流れを、大きくとらえる勉強をする事で 弾いているものが、身近になって、音楽が戻って来てくれるのです。 どういう事かと、少し長くなりますが、書いてみます。 まず、ピアノの楽曲はサティやリストの歌曲編曲作品など 以外はほぼ、楽譜に言葉もセリフもありません。 また、ピアノは、本来 オーケストラの全ての楽器を模倣出来る 「総合楽器」決して、他の楽器に真似出来ない、マルチな機能を 兼ね備えている楽器でもあります。 そういう理由で 指揮者になる人は、ピアノで歌、楽器の 全パートを表現する訓練を受けます。 一般的に、「コレペティ」といって、オペラの練習のオーケストラのパート 全部をピアノで表現することを、指揮者は修行時代に体験し マエストロの下で勉強を重ねます。 ヨーロッパでは、そのような伝統があるため、オペラの名曲を 熟知していない指揮者は「2流」として扱われ、オペラを振って来た 指揮者は「名指揮者」として別格の扱いをうけ、音楽界の頂点に立ちます。 そして、ピアノ曲の多くの曲も、そのオーケストレーションだったり 室内楽だったり、2重奏だったり、歌曲のピアノと歌であったり コーラスのソプラノ、アルト、テノール、バリトンであったりという 編成の状態を想定して書かれた楽曲であることが殆どだという 事実があります。 でも、それが、楽譜に具体的には全く掛かれてはいない事が 多いのです。 だから、その部分をレッスンを受け、資料等を集めて勉強するなり 関連する他の楽器の曲を、歌をきいたりして知ること。 楽譜からその作曲家の表現したい 楽器の音、色、響きを読み取る事が、「大前提」として 書かれている事を常に「意識して弾く」事が大切なのです。 その「アンサンブルをピアノで表現しているのだ」という 事から離れた練習は、その「作曲家の意図」からそのような 理由で大きく離れますし 近寄ろうと思って楽譜を勉強すれば、反対に、しっかり頭に 入り、頭の中でオーケストラが大音量で鳴ってくれ 壮大なオペラが、美しい歌曲が、自分の体に流れて来ます。 それは、ピアノを通じて人に感じられるもので 言葉が通じない国の人にも、普段、会った事もない人でも ピアノ、音楽を通じての交流が出来る素晴らしい経験を させてくれます。 「ピアノの技術」はそれを表現するための 「手段」 自分がした練習以上に、受け取る事が多いのが 「アナリーゼ」(楽曲分析)の力です。 なぜなら、何百年も前に生まれ、一世を風靡した 作曲家の恵まれた才能素晴らしい英知を、感性を その時代の香りも一緒に、体感する事が出来るからです。 悩みは成長のチャンス! ピアノを弾く上で 悩み事は様々な形でやって来ます。 でも、それはレベルアップ、成長のサイン。 一人で悩まずに相談をしてみましょう。 同じくピアノを習っている友達、先輩、先生 図書館、楽譜屋さんヘ行けば、先人の経て来た事を 知るキッカケが宝石のように散りばめられていて そこで行動をした人は、先へ進むご縁、チャンスを手に入れられる。 宝箱を開ける鍵となるものを手にいれ、先に進むチャンス。 これまでのやり方がまずかったわけではなく これまでのやり方を卒業する時が来たのだと自分を褒めて あげて欲しいと思います。 経験は、全てムダになりません。 一歩を進み、新しい技術、経験を積む事をためらわずに 自分自身に実践で身につけ続ける事の繰返しが 技術を、表現を磨き、心を鍛えるのだと思います。 0月16日(日)細川夏子ピアノリサイタル     オフィシャルHP http://www.natsukohosokawa.com         スペイン大使館後援 チケットお問合せ:コジママネジメント http://www.kojimacm.com/    03-5379-3733 場所 東京オペラシティー リサイタルホール 開場 13時半 開演 14時 前売り 3000円 当日券3500円 曲目 ファリャ 恋は魔術師 三角帽子より シューマン 3つの幻想小曲集 op.111 モーツァルト ソナタ K.570 グラナドス スペイン舞曲集より アンダルーサ メランコリカ、オリエンタル リスト ポロネーズ 第2番 ピアノを弾くことに一人一人が様々な思いと 状況と歴史があり、そのお話を伺うごとに 音楽を通じての繋がりが出来ることに とても喜びを感じる昨今です。 さて、今日は、これまでも何度も書いてきた内容では ありますが、反響の多い「脱力について」を取り上げて みたいと思います。 楽曲の中で表現する内容、技術を、楽器の動作 響きを イメージした上で、それに自然に乗っていける「心の 状態」をつくることは一般的にピアノの習得の中で 「脱力」と呼ばれています。 この、ピアノを弾くときの「脱力」ということは 様々な場面で 出て来る課題で ピアノ演奏でパフォーマンスをあげる とても大切な「技術」で、それを勉強の中で 身に付けることが大切と言われています。 その脱力を手に入れる方法として 人によって各自、問題点が違うため、「これ」という 一つのやり方はありませんが、様々な方向から 自分にあった方法を見付けること、試してみることが やはり最も早いと思いますので ブログで提案を色々とさせてもらっています。 レッスンでは実際に、その時の状況で何通りかためして もらっているのですが、そのまず一つ目として 脱力に近つく方法は・・・ 「上手く弾こうとしないこと」 です。 「上手に弾こう」「優秀にみえるように弾こう」という 気持ちは、ある意味、時には自分を支えてくれるものでもあるかも しれません。 でも、それはあなたが弾こうとしている曲の内容に添っているでしょうか? 「上手く弾こう」という気持ちは一時の個々の感情であって 「表現」とはまた違うものになります。 一方、反対に 感情として「あー筋張しちゃう」でも「本番苦手~」 「あー楽しい」などでも自分の感情は一旦、横においておいて 曲の内容に気持ちを持っていくようにしていくと 不思議なもので自分の感情はどんどんと通過していきます。 だから、その不確かな一過性の感情は横に置いておいて ピアノの曲に向かう時は、一貫した曲の「表現」の方へ 気持ちを向けていくことが安定して弾けることに繋がると 言われています。「楽譜の内容」これは変わらないのですから。 曲の冒頭、そして、曲の中で作曲家が 示している言葉、曲の調性や響きの示す方向を 思い出して、「軽やかに楽しく」とか「悲劇的に」とか「過去を思いながら」とか 「情熱的に」とか「ささやくように」などなどそういった 表現のほうに自分の心の状態を持っていくようにすると 自然な脱力に繋がります。 作曲家の示している曲想のイメージと喧嘩せずに 仲良くすることで、自然に楽に音楽に乗っていきやすい 状態に入る事が出来ます。 その状態が「脱力」をつくってくれるのです。 次回は、続編で 「楽器と脱力の関係」をかいてみたいと思います。 ピアノという楽器、ピアノの音色、楽譜、全て扱う人により 生命力を吹きこむ事の出来るものだと思っています。 その昔、私は練習しても思うように弾けないバッハのインベンションに 苛立ち、ピアノを蹴っ飛ばした事がありました。 すると、普段とても温和な怒らない母が人が変わったように 怒り、「失礼なヒドイ事をしてゴメンナサイってピアノに謝りなさい!」 →私はピアノへ向かって土下座をして謝ったのでありました。 そんな母にとっては、故郷の親に買ってもらった楽器で、きっと、それまでも 母を見守ってくれてきたに違いないピアノ、それを娘とあろうとも、蹴っ飛ばすとは トンンデモナイ!という事だったということだったそう。。 後になって教えてもらった、母の楽器にまつわる「歴史」の物語がありました。 その後、私がグランドピアノを弾くようになってから、母の歴史に私の歴史を繋げて そのピアノは、従妹の 所に引越し、その後、私の甥、姪の所に行き、また、今、もとの持ち主の母の所へ戻って来て オーバーホールされて、静かに、母の寝室で暮らしています。 「歴史」と「人の大切な思い」がピアノには込められている。 大切にすれば長く長く使える楽器。 素敵な物語をおり込んで行きたいと思う。。。 こんにちは 皆さん お元気でお過しでしょうか。 すこし久しぶりの更新になりましたが 今日は ピアノの話題に戻って 「 レガート ノンレガートの弾き分け方」 について書きたいと思います。 楽譜にスラーで音をひとくくりにしてある記号、レガートは ピアノの持つ素晴らしい歌心を実現してくれる技術の一つです。 音と音が切れないで次へ繋げられるレガートは、ピアノの音色を 柔和にしてくれたり、メロディーを歌のように歌わせたり、 オーケストラのチェロの音色のようにしたり、バイオリンの調べを表現したり クラリネットやフルートなど 息のある楽器の音色を表現することが 出来ます。 まず ピアノの中の部分を是非 一度想像してみてください。 ピアノの鍵盤を降ろすと、ハンマーが下からあがって来て叩きます。 鍵盤を上げながら次にお隣の鍵盤を降ろします。 すると、ハンマー一つが下に降りる前に 隣のハンマーがあがって来ます。 その仕組みがレガートで、反対に そのハンマーを下に降ろしてしまってから次のハンマーをあげる ようにするのが「ノンレガート」 というのが 簡略ではありますが レガート、ノンレガートの 違いです。 指の感触で 鍵盤を下げた指を上げながら同時に次の音を下げるのがレガート。 鍵盤を下げた指を完全にあげてから次の音をさげるのがノンレガート。 です。 どうでしょうか。 実際に今弾いている曲で幾つかのパッセージで試してみて下さい。 そのレガートとノンレガートの違いは 楽譜の中では作曲家が考えをこらした上で付けていることが多く 作曲家の考え、曲を正確にを知る上でおおきな羅針盤になります。 また、印刷の技術が発達していなかったり 書かれた楽譜が不鮮明だった場合 そして、 楽器がまだ発展途上だった時代の作品には 作曲家がしるしていない場合があって、後からピアニストが 校訂として書き加えている場合もあります。 そのような場合には、版(出版社の違い)によって書いてあることが違う ということも出てくるところで、その違いを知る事も その曲を仕上げて行く上で とても面白い作業の一つと思っています。 次回は 弱い指の練習方法に付いて書きたいと思います。

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